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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 《ネタバレ》 全編下品(フランス人の趣味か監督のセンスか)なギャグとアクションの連続でありながら、それでも原作の世界観・空気を残留させている佳作。実際よくまとめられた、と感心します。出演している役者全員が男女を問わず役者魂というか体を張っている。こんな汚れ役な演技を真面目にし続けるのだから、喜劇役者はアクション俳優以上に心身強靭でないとやれないと思います。脚本執筆に18か月かかったといいます。主演もやってる監督の心血を注ぎこんだ作品といえるでしょう。原作愛も含めて高得点にしたいところですが、下品さで差し引かせてください。(後で気が変わるかもしれませんけど)[映画館(吹替)] 6点(2019-12-09 22:26:30)(良:1票) 2. 乱 《ネタバレ》 映画館で観た初めての黒澤映画。もの凄く美しかった。プリントが新品だから というのもあったけど、映画が美しいと感じた最初の映画と思う。 崩壊の美学にも酔った。 「神や仏は泣いているのだ!」という場面で、ちょっと目頭が熱くなった。 最近ハイビジョンで見直すと、自然の美しさが本当に大事な要素だったのだと納得。 みんな、ハイビジョンで観るんだ! 公開後25年。ますます評価が上がってる気がする。[映画館(邦画)] 8点(2009-02-14 00:39:14)《改行有》 3. バリー・リンドン 《ネタバレ》 美術・カメラ・すべて美しくこの点いうことありません。脱帽です。 普通、人の一生を描く作品だったら、少年ジャンプ的とは言いませんが、 何らかの人間的成長・能力、知性の向上を期待してしまうものです。 ・・・ですが、この作品、主人公がまったく・・・まったく成長しません。 原作は痛快な悪漢小説だそうで、この映画がそうでない、とすれば キューブリックの主張なんですね。これ。[DVD(字幕)] 7点(2008-12-21 18:22:54)《改行有》 4. 青いパパイヤの香り 《ネタバレ》 50年代ベトナムの典雅な風景と日常が、少女の目を通して描かれる。 静かで瑞々しい映画。しゃがんで料理するのが普通なんですね。 料理は旨そうでした。失踪する親父さんは謎の人。 武満徹風の音楽は、フランス人の趣味なのかなぁ。ハリウッド風では向かない とは思いますが。 (2016年追記) HDニューマスター版BDを入手して再鑑賞しました。今回の画質は従来とは比較にならないほど精彩です。 上映時、ビデオ発売時、DVD、どうしてあそこまで劣化してしまっていたのか不思議なほどです。 これを見て、いままで見落としていた美術の作りこみ、色の鮮やかさ、調度の良さ、群集の表情まで楽しく見ることができました。 一度別の媒体で見た人も、機会があれば、ぜひ観てみてください。おすすめします。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-16 23:33:35)《改行有》
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