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プロフィール
コメント数 67
性別 男性
自己紹介 最近になり、やっと映画鑑賞に時間がさけるようになってきたので活動再開していきます。自分は記憶力が悪く、映画を観ても内容をすぐ忘れてしまうので、できるだけレビューを残していきたいと思います。基本書くことは苦手ですので、大したレビューは書けませんがよろしくお願いします。

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  赤い風船 《ネタバレ》 パスカル少年と赤い風船の友情を描いたファンタジー映画。劇中、会話はほとんどありません。赤い風船を生き物に見立ててしまうフランス感覚が素晴らしい!「風船が重力に逆らって飛んでいく訳ないだろう」などという野暮なみかたをしてはもったいない。クライマックスのパスカル少年とたくさんの風船(ともだち)が空高く飛んでいくシーンには、ほろりとしてしまいました。映画は本来、絵で語るものだということを再認識させてくれた名作です。この作品に短編パルム・ドールを与えたカンヌにも拍手![DVD(字幕)] 9点(2014-12-02 19:57:07)

2.  奇人たちの晩餐会 いやー面白かった!フランスの笑いの感覚がとても日本的なことに驚きました。友人のルブランが登場してから、ブロシャンの滑稽さが際立ってきましたね。いい引き立て役になっていたと思います。ブロシャンが単なる悪趣味な嫌な奴になっていたらここまでの良作にはなっていなかったと思います。[DVD(字幕)] 9点(2014-12-01 22:37:04)

3.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 少年の初恋は、美容室に勤める太った大人の女性でした。汗ばむ女性の匂いや、どこかエロティックな雰囲気は、少年にとって性的な魅力に溢れていたのです。時がたち、少年は初老の男性となりました。ふと立ち寄った美容院で昔の記憶が甦ったのか、そこで働く若い女性に恋をしたのである。フランス人らしい語り口で口説き、結婚することになります。男は店で何をするわけでもありません。妻の働く姿をただ見つめるだけである。でも妻は夫がそこにいてくれるだけで幸せなのだ。日本でこんなことをすれば、どやされるのがオチである。一週間でいいので、こんな夫婦生活を体験してみたい。閉店後は二人だけの時間。毎晩激しく愛し合います。ある嵐の夜、いつものようにセックスに耽っていたが妻はふとこの愛が終わるときのことが頭をよぎります。恐ろしくなったのか、家を飛び出しそのまま命を絶ってしまいました。悲しい思いをするくらいなら死んでしまった方がまし。これは日本人には到底理解できない、究極の愛の形である。ラストも重い雰囲気になることなく、爽やかに終わらせるところはさすがフランス映画。日本の周りの迷惑を考えず、二人でセックスしながら毒を飲んで心中を図る某不倫映画とは大違いですね。[DVD(字幕)] 8点(2015-01-14 23:37:16)

4.  キリクと魔女 《ネタバレ》 いやー大変綺麗な映像でした。アフリカの美しさに見惚れてしまった。冒頭のキリクが自力で生まれてくるシーンで、既に人類発祥の地であるアフリカの神秘的感じが滲み出ています。小さいキリク故の視点が面白い。大人に見下ろされたときの不気味なまでの威圧感。地下で繰り広げられる冒険譚。どんどん独特な映像の世界にのめりこんでしまいました。アドベンチャー、謎解き、異形なものに対する畏怖、神秘的な世界観。私はこの作品に、ゼルダの伝説に似た空気を感じました。これゲーム化されたら面白いだろうなあ。アニメーションとしては満点だと思います。ただキリクは、何故カラバと結婚したくなっちゃったんだろう?唐突だったので呆気にとられました。また男たちは喰われていなかったものの、カラバは村人に対して結構迷惑かけたと思うんですよ。一言くらい謝罪の言葉があってもよかったのではと思ってしまった。野暮かな・・・ 最後の超展開を除けば完璧に近いアニメ映画だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2015-01-02 01:59:43)

5.  さらば友よ 正直、ストーリーは結構雑なところもありましたね。特に謎解きの部分は無理やりこじつけた感じであまり上手くない。しかし本作においては、ストーリーはあまり関係ないですね。アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンが共演したという事実こそが、一番の見どころです。 画的なことを考えてしまうと、ドロンほどの美男子と共演したいと考える男優はあまりいないと思うのです。絶対彼の方に目がいってしまいますから。しかしブロンソンは偉かった。お世辞にもハンサムとは言えぬ風貌ながら、円熟した男の色気で世紀の美男子を食ってしまった。『やっぱ男は中身で勝負でしょ!』と堂々と口にする勇気を彼からいただきました。ありがとう、ブロンソン! そしてラストのマッチの火の力強さ。まさに男の情熱そのものでした。久々に熱い漢の映画を観ることができました。[DVD(字幕)] 7点(2017-03-18 01:16:59)《改行有》

6.  トリュフォーの思春期 《ネタバレ》 とてもリアルに、思春期の子供の生態が表現されていたと思います。まるで実在する学校を覗いているような感覚でした。トリュフォー監督、教師の経験あるのではないかと思ってしまった。子供たちも伸び伸びとしていて、とても自然でした。最近の日本の子役の演技って、変に大人びたロボットのようであまり好きではないので、本作の子供たちは微笑ましく映りました。どのように撮影したのか気になります。映画館や美容室など、子供たちがおイタをするシーンがいくつもでてくるのだが、その一つ一つがコントみたいで面白かった。虐待を受けていた子供が翌日、教室から姿を消し、「彼は今までよりは幸せな生活を送ることになります。」という先生の子供たちに向けた言葉。無責任のようだが、苦しくとも生きていかなければならない現実の厳しさがひしひしと伝わってきました。大人たちも気取ることなく時には自分の未熟さを認めながら、子供たちに接する姿に好感が持てました。本作のトリュフォー監督の映し出す人間模様は、現実的だがとても温かいものでした。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-11 01:51:48)

7.  マドモアゼル 《ネタバレ》 女性の恐ろしさをまざまざと見せつけられました。主人公のマドモアゼルはちょうど中年に差し掛かった頃の年齢で、肉体や性に関してフラストレーションが最もたまる時期である。冷淡で妖艶なジャンヌ・モローの演技からは大人のエロスを感じさせます。性へのストレスのはけ口として、洪水を発生させたり放火を繰り返したりします。群衆の中から、燃え盛る炎によって浮かび上がる彼女の姿はまさに魔女のようだ。凛とした中年のマドモアゼルがきこりを誘惑し、我を忘れ快楽に浸る姿に不覚にも魅了されてしまった。その後、彼女を強姦したと思い込んだ民衆にきこりは殺されてしまいます。何事もなかったかのように町を出るマドモアゼル。男は、とても彼女のように割り切れません。女性って死ぬまで嘘をつき通せてしまうところが凄い。この映画を観てつくづく、若いうちにたくさん恋愛したり、挫折を経験することって大事なことだと思いました。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-07 00:24:27)

8.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 ストーリーが絶望的な状況から、どんどん良い方向へ進んで行く不思議な映画。登場人物が粋でみんないい奴なのだが、行動がとても奇怪に感じました。あれだけ外に出ないように釘をさされていたにもかかわらず、すぐに家を抜け出し靴みがきまで行う黒人少年。警察も家宅捜索で少年を匿っているのが分かっているのに何故か引き返してしまう。あげく、船で密航しようとしている黒人少年を発見したのに見逃してしまう始末。みんな、組織や人の忠告に従うことなく、己の意思の赴くままに行動をとるので結構観ていて爽快。「自分を信じ行動することこそ明るい未来は開けるのだ」と言わんばかりのカウリスマキ監督の演出には、人命に関わるような事象でさえマニュアルが存在し、機械的な行動しかとれない世の中に対する痛烈な批判を感じます。[DVD(字幕)] 7点(2014-12-16 00:17:13)

9.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 醜い大人の世界に嫌気の差したオスカル少年は、3才で成長を止めてしまう。その原因を、階段から落ちて頭を打ったせいだと画策する辺りの凄さ。いかに幼少期に辛酸を舐めてきたかが分かります。大声でガラスを割る特技。これは醜い大人に対する怒りなのでしょう。オスカル少年は精神年齢だけは成長していき、次第に性にも目覚めていきます。住み込みで働くこととなった16歳のマリアとのベットシーンに絶句。3才のオスカル少年役のダーヴィット・ベネント(13)にあそこまでさせてしまうとは、さすがなんでも見せちゃうドイツ映画。日本じゃ絶対公開できませんね。芸術に対し寛容なドイツがちょっと羨ましいです。冒頭の芋畑のばあさんが妊娠するシーンから終始、クセのある演出が続いていきます。邪魔者が消えた後、再び成長を始めるオスカル少年。次世代の子供達に何を伝えていくのでしょうか?[DVD(字幕)] 6点(2014-12-09 00:31:14)

10.  ベルヴィル・ランデブー 《ネタバレ》 人間と建物のデフォルメのされ方が凄いですね。もはや人ではなく妖怪の類になってますよ。その割りに、ディティールにはこだわっていて、犬の仕草、窓ガラスをつたう水滴、指先の動きなどよく観察されています。ストーリーは、競輪の賭けのために、マフィアに捕まってしまった孫をばあさん4人と犬で救出に向かうというものだが、特に前半部分はフランス流、日常系アニメ。ストーリーよりも、目と感覚で楽しませるアニメで見る人を選びます。急にばあさんがピアノを弾き始めたり、犬の夢がでてきたりブニュエル映画的なところも結構あります。蛙料理は気持ち悪かったなぁ・・・ちょっとトラウマになりそうです。クライマックスのアクションシーンは弱いですね。臨場感もなく、緊張感が全くありません。フランス映画にアクションは似合わないですもんね。あらためて、日常アニメに「萌え」を取り入れ娯楽要素を高めた日本アニメって凄いと思いました。個人的にはアニメはやっぱり日本がいいですね。[DVD(字幕)] 5点(2014-12-09 21:34:21)

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