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1. 愛・アマチュア
《ネタバレ》 またひとつ頭でっかちな設定の、消化不良映画を見てしまった。ハル・ハートレイ、シンプルメンでは絶妙なバランスだと思ってたけど、この作品の必然性ない突拍子のなさにはすっかり白けてしまった。ポルノ小説を書く元尼僧、一切の記憶をなくした極悪非道のヤクザ、そのヤクザを殺したグルーピー上がりのポルノ女優、それにからむ元会計士の現役ヤクザ。全員、全くそのように見えません(アマチュア、ってタイトル、ここから来るの?だとしたら酷い)。そうなると全ては暗喩なのか?そうなのか?と思いながら見続けるしかなく、全編がスノビッシュでわざとらしい映画に見えてきました。そこはかとないユーモアもあまり緩和にはなりませんでした。もうこういうのいいです。映画作品とするなら、最低限、設定は納得できるものにしてほしいです。どんなに非現実的なストーリーであってもね。だいたいイザベル・ユペールのしっぽ付きロングと、エリナ・レーヴェンソンのぱっつんボブを見ただけでこりゃ自分にはイライラする映画だろうな、と分かるべきだった。反省します。
[DVD(字幕)] 3点(2014-12-13 21:32:39)《改行有》
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