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1. あん
《ネタバレ》 ストーリーはかなりシンプルなので、主演の二人の演技があってこその作品だと感じました。予告編を見た時に予想した内容とは全く違う方向に話が進んでいきました。恥ずかしながらハンセン病について詳しく知らず、しかし差別があるのはなんとなく知っていましたが、本当にいろんな映画を見て感じるのは「怖いのは原因そのもの(今回は病気)ではなく、人間のほう」ということです。お客さんがパタリと途絶えた時から薄ら寒いイヤな予感がじわじわとしてきて(BGMも効果的でした)、それでも徳江さんが「働けて楽しかったです」と言うシーンで救いが見え、最後の「どら焼きいかがですか?」の初めて聞く店長さんの明るい声と顔に希望を感じられました。色々感じ考えさせられる良作だと思います。そして私は甘いものが苦手なのですが、美味しいどら焼きを食べてみたくなるほど視覚効果も抜群でした![CS・衛星(邦画)] 9点(2016-07-26 02:24:47)
2. 天才スピヴェット
《ネタバレ》 主人公の男の子の演技が素晴らしくて、特に悲しみ・苦しみの表情は胸にくるものがあり泣いてしまいました。内容はホロ苦さのある家族再生モノですが、プロットは若干よくあるモノで個人的には大自然の美しい景色が印象に残りました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-20 23:38:39)
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