みんなのシネマレビュー
Yuki2Invyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : ポルトガル 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区 《ネタバレ》 ポルトガルと、そこに生きる人々の歴史、といったトコロが共通テーマになってる短編4作のオムニバス。ただ、かなり高度にシャレオツで気取った感じの作品揃いで、勘所自体はかなり難易度の高いヤツだと言ってよいだろう。個人的にはさほど面白く観れなかった。。 『バーテンダー』:カウリスマキ作品だが、確かにどっからどーみてもカウリスマキ風な初老のバーテンダーが主人公。台詞も特に無し。オバサン相手にブキッチョに踊るシーンなんてザ・カウリスマキ。監督のファンなら確実に気にいる作品だと思われる。 『スウィート・エクソシスト』:『コロッサル・ユース』『ホース・マネー』に引き続きヴェントゥーラ主演作品。というかコレ『ホース・マネー』撮影時に同時に撮った or 余った素材ででっち上げた、という作品ですね。一番キモなシーンなんか完全に流用だし、どーいうつもりでこーいうコトしてんですかねペドロ・コスタ?正直、意味不明(可読性は限り無くゼロに近い)。 『割れたガラス』:いちおうヴィクトル・エリセ作品、という時点で超レアもの。ただ今作は完全なドキュメンタリで、150年以上操業したとある紡績工場に縁の有る人々へのインタビューを通じて、工場を取り巻く人生・感情・記憶の重なりを描き出そう、という内容かと。それ自体は中々面白く観れるし、観て損した感は全く無い。この4作の中では確実に一番「無難」。 『征服者、征服さる』:ここで言う「征服者」とはポルトガル王国の建国者、アフォンソ・エンリケスのこと。彼が征服されるとは…これは観てのお楽しみ。短いが趣旨はハッキリしており、オムニバスとしてのコンセプトにもマッチしていると思う。極短編としては十分に良作。[DVD(字幕)] 5点(2021-02-17 00:11:42)《改行有》

2.  ホース・マネー 《ネタバレ》 これも『コロッサル・ユース』に引き続き、全体としてはまたヴェントゥーラの物語である。しかし、更に詩的な、というか、物語性の希薄さは前2作をだいぶん上回っている。幾つかの現代詩をモチーフとして、その詩的な雰囲気を(ヴェントゥーラを媒介として)映画の中に落し込んだ、とでも言いますか。いわゆる「考えるな、感じろ」系の映画と言って過言でないだろう。 ミもフタも無い言い方をすれば、めっちゃ分かり難いヤツだということである。各シーンで何がどーなっているのかは(特に前半は)相当に理解も難しいし、間合い・時間の使い方も非常に緩やかでかなりモヤモヤ・ダルダルとした状況が続いてゆく。我慢して観ていくと、中盤以降は慣れてくるというか、するとその詩的で空虚で緩慢な雰囲気も少しだけ心地好くなってくる…とは言えるのだケド。あとは、暗闇を多用・活用した画づくりのセンスも中々に優れていたりして、そこには面白さを感じ取れる。まあ結論、かなり高度に訓練された玄人向きな映画かと。[DVD(字幕)] 5点(2021-02-11 02:44:31)《改行有》

3.  ポルトガル、夏の終わり 《ネタバレ》 ラストシーンが出色の出来でしたね。山の稜線、広がる海、そこに集まる人びと、いつしか海に沈んでいく太陽が、そこに一筋の光る道を照らし出す。それは正にある人生の終わりを象徴する様な、それでいてどこか温かく、かつその先の希望というものさえ感じさせる様な。一人また一人と画面からフェードアウトしてゆき、誰もいなくなったトコロで計算どおりのジ・エンド。このシーンを思い付いたがためにそこに向かって組み立てた、とでもゆー様な話だったかも知れません(静かに心に沁み入る様な好いラストでした)。 このとおり、非常に静かな物語で正直あまり抑揚というものはありませんが、本作にはそれ故のリアリティというものがつくり出せており、そしてそんな中に真摯に繰り出される俳優陣の演技には、それでも随所にジワっとズシリと効いてくる様なパワーというものが大いに感じられました。ポルトガルの情景というのも中々面白いですね(南ヨーロッパ風の乾いた雰囲気も滲ませながら、アフリカに近いというトコロなのか、何とも言えない自然の力強さも持ち合わせている、というか)。心が穏やかになってゆくという様なダウナー系人間ドラマです。私自身は結構好きなタイプ。[映画館(字幕)] 6点(2020-12-17 18:46:34)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS