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プロフィール |
コメント数 |
1274 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
自己紹介 |
嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。 ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。 程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。 |
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1. アドルフの画集
若きヒトラーとユダヤ人画廊の交流という着想は素晴らしいのですが、肝心の本編は至って平凡でした。斬新なヒトラー像が提示されることを期待していたのに、本作に登場するヒトラーは誰もが想像するヒトラーそのもの。神経質で、コンプレックスの塊で、自分を否定されると烈火の如く怒り出す。これでは面白くありません。どうせフィクションなのだから(マックス・ロスマンというユダヤ人画廊は実在しません)、純朴な愛国青年がダークサイドに堕ちるスターウォーズのような物語にでもすればよかったのです。。。
なお、ヒトラーの人となりについては「ヒトラー最期の12日間」が正しいようで、普段は穏やかな紳士だったようです。大声でまくしたてる姿はあくまで彼の演説術に過ぎないのですが、そんな演説の姿から個人としてのヒトラー像を作り上げた本作のアプローチは、やはり陳腐であったと言わざるをえません。[DVD(吹替)] 4点(2012-05-30 01:15:27)《改行有》
2. アンダーワールド(2003)
《ネタバレ》 予告編では期待したんですけど、見事に外してくれました。見たようなアクション、まんま
「ブレイド」なバンバイア社会、意外とはじけないライカン、それぞれのキャラクターの薄
さなど、たいていがよくないわけですが、最大の問題は散漫な脚本です。とにかく方向転換
しすぎで、話にまったく芯がないんです。もう少し焦点を絞っていれば、まだ楽しめたと思
うんですけどね。ただし、ライカンがバンパイアの奴隷だったという設定には「ほー」っと
思いました。4点(2004-07-21 16:19:49)《改行有》
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