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【製作国 : ハンガリー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 黄色い星の子供たち 子供の目を通して描かれたフランス黒歴史ヴェルディブ事件。史実の重みはあっても淡々と観終わりました。[DVD(字幕)] 6点(2023-08-11 16:54:58) 2. ストーリー・オブ・マイ・ワイフ 《ネタバレ》 初対面の見ず知らずの女性に求婚して相手も承諾する。映画ならではの非現実的な世界に興味が募ったのですが。そこから船長さんの妻の浮気への疑心暗鬼の姿というありきたりな話を延々と見せられて寝落ちとの闘いに。大体自分も浮気していながらどの口で妻を詰るのかというこれまたありきたりな人物像。妻の目つきにも始終嫌悪感。結末にもそうですか以外の感想無く。「心と体と」の監督に寄せた期待は空振りに終わりました。残念です。[DVD(字幕)] 3点(2023-07-04 00:24:48) 3. アンダーグラウンド(1995) 「黒猫・白猫」のハチャメチャさに大いに楽しませて貰えたのですが、同じようなテンションでありながら「もう、いいから、くどい、つまんない」サッパリでした。 「昔ある所に国があった」1941年から1992年迄その国でのマルコ、クロ、ナタリアの喜怒哀楽が描かれていますが、彼等の心の内を考えようとしても馬鹿騒ぎに邪魔されて、長さにグッタリさせられました。 葬儀から窺える巨星チトー大統領亡き後あっという間にバラバラになって殺し合う国々が再び一つになる事は夢の又夢を感じるラストシーンに点数を。[インターネット(字幕)] 4点(2023-05-07 19:30:13)《改行有》 4. 時の支配者 レンタル理由が思い出せない。80分作品を何度も寝落ちしながらも最後まで観たいとの思いで140分かかって完走。その最後は???でしたが、目が冴えてきてからは徐々に理解できました。絵は綺麗とは思えませんでしたが、いかにもフランスな哲学的なストーリーは印象深く不思議な作品でした。[DVD(字幕)] 5点(2021-06-23 16:51:22) 5. 心と体と ♪♪誰にも真似できない同じ夢を見よう Can you hear the calling?♪♪ が浮かんだ同じ夢を見る二人。その夢のシーンは得も言われぬ静謐さに加えて牡鹿・女鹿の佇まいがエンドレ・マーリアに見えた特筆すべき映像美。 また、吊るされた冷凍肉は何度か目にしたものの、そうなる過程は初鑑賞。衝撃過ぎて食べていたアイスクリームが以後喉を通らなくなる羽目に。ただ、単にグロではなくてシステマティックな工程での凛としたものを感じた映像。 映像美は満点。 初老エンドレと潔癖症&コミュ障マーリアの職場恋愛模様は、個性薄いエンドレが歯痒く物足りません。 マーリアのあれやこれやの健気さを見るにつけ、体を重ねなくても恋愛は育めるのを教えてやるのがエンドレの年の功じゃないのだろうか。 これは酷過ぎると思った際の値千金命の電話に心底ホッとさせられました。[DVD(字幕)] 8点(2019-11-04 22:33:16)《改行有》 6. ジュピターズ・ムーン シリア難民への対応。共に身勝手なシュテルンとラズロの心変わりと対決模様。神を象徴しているかのような宙を浮遊するアリアン。絵的には観るべき点があったものの、ラストシーンを眺めながら結局一番言いたかった事は何だったのか?中途半端さにモヤモヤが残る。再見して考えてみよう、とは思えない残念な作品。[DVD(字幕)] 6点(2018-09-03 00:37:39) 7. ダイ・ハード/ラスト・デイ 異国の地で暴れまわる親子。組織の体を成していないその戦いぶりは派手で不死身であればあるほどドン引きしていきました。チェルノブイリを引っ張り出したいが為のロシアという舞台設定も放射能の無神経にも程がある描写に呆れ果てます。ハンス・グルーバーを彷彿とさせるシーンに、あの名作が今では見る影もない有様である寂しさと、こんな出来でダイハードを名乗る厚顔無恥さへの怒りを味わいました。[DVD(字幕)] 2点(2013-08-02 01:48:34) 8. 華麗なる恋の舞台で ジェレミー・アイアンズ目当てに鑑賞しました。私のふしだらな期待が空振りに終わった事を差し引いても、観て良かったと言える作品でした。舐めるな! ジュリアの煮えたぎる闘争心と自尊心が上品且つコミカルに描かれており後味が爽やかです。また、彼女は度々「私は友達が少ないの」と嘆きますが、チャールズ卿と付き人?の女性という魅力溢れる人物を見るにつけ、友達は少数精鋭で良いのだと励まされます。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-26 20:40:41) 9. サイドウェイ 後戻りのきかない年齢故の焦燥感、自己評価の低さを水と油のようなマイルスとジャック双方が抱いています。真っ直ぐな道を颯爽と走らなくても、寄り道、回り道しながら曲がりくねりながら歩いて行こうとする事に、もうこの歳からでは遅すぎるという事はないと言う事を、ユーモア溢れる珍道中の中にほんのりと感じさせてくれます。ラストシーンは好きですね。マヤと結ばれる、結ばれないという結果以上にドアをノックした事が素晴らしいのですから。[DVD(字幕)] 7点(2006-07-18 01:32:23) 10. シラノ・ド・ベルジュラック(1990) ジェラール・ドパルデュー一世一代の名演技に酔わされた忘れられない作品です。 私は元来「男は黙って」派であり、男性の饒舌さは小狡さを感じ信頼できません。しかしシラノが放つ言葉は、素直に受け入れられるものであり、言葉の持つ力を感じさせられました。男気溢れる生き様を貫いた者で、無骨な中に秘めた優しさを持つ者で、コンプレックスに苦しむ弱き部分も持つ者の一語一語なればこそでしょう。この世でもあの世でも正直な胸の内を伝えられない事を思えば、遅過ぎたとはいえ本懐を遂げられたシラノは幸せ者です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鑑賞から4年が過ぎた今、思う事があります。「本懐を遂げた時が永遠の別れであるのが最高である」という事です。[DVD(字幕)] 9点(2004-02-23 21:20:50)
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