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【製作国 : ソ連 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ミオとミラミス 勇者の剣 《ネタバレ》 割と冷たい扱いを受けている少年が、実は王様の血筋で、突然異世界に連れて行かれて、親友を相棒に勇者の剣を振るい、悪を殲滅する。いや、本当にまったくそのまんまです。小学生でも筋書を思いつきそうなくらい、ひねりなしです。ただその中でも、原色重視の色調とか、画面を一杯に使う構図とかが、北欧っぽさを感じさせます。そちら方面のファンタジーってあまり見る機会がないので、その意味では貴重かも。●で、最大のサプライズは、主人公の相方の少年が、まだローティーンだった頃のクリスチャン・ベールだということですね・・・。[DVD(字幕)] 4点(2023-05-19 02:07:06) 2. アンドレイ・ルブリョフ 何かすごく壮大なものを作ろうとしているのは分かるのですが、内容にはほとんどついていけませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2023-04-17 01:16:29) 3. ワーテルロー いくら大量のエキストラを動員して、大量の馬だの砲弾だのを投入しても、そのシーンを撮ることが目的になってしまっており、肝心のナポレオンの(あるいはこの対戦の)何を表現したかったのかが最後まで不明なため、見ていて少しも面白くないのです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-03-28 01:23:33) 4. ノスタルジア それぞれのシーンの「画」としての重量感や破壊力は、とてつもない水準に達しているのですが・・・しかし、登場人物は監督に都合の良いように動かされているだけであって、行動の必然性がないので、名画を何十枚も続けて展示されているようにしか見えませんでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-11-04 00:34:17) 5. チャイコフスキー 力が入っていて真面目な作りなのは認めますが、伝記ものにありがちな罠として、主人公の一生を再現して追っていくところで手一杯になっていて、彼の何を表現したかったのかが不明なのです。彼が何を作曲したのか、は分かっても、彼がそのとき何を発想していたのか、は分かりません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-23 23:57:14) 6. 懺悔 ただ普通に撮っているようにしか見えないはずなのに、なぜかどこからともなく醸し出されてくる迫力、そして作品としての生命力。特に、冒頭の30分は、ただ設定の前提を説明しているだけなのに、不思議なほどの重量感がある。中盤が拡散気味なのが惜しい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-19 01:07:58) 7. SOS北極.../赤いテント 《ネタバレ》 もっとトリッキーな展開を予想していたのですが、意外にも遭難・救出・その後の行動を正面から描いた正統派作品だったのですね。しかし、亡霊がそれぞれ部屋にやってくるという斬新な設定があるのであれば、もっといろいろとひねってほしいところでした。これでもかというくらいお腹いっぱいに映し出される北極の風景は強力でした。[DVD(字幕)] 5点(2011-04-05 01:43:25) 8. デルス・ウザーラ シベリアの大自然を延々とカメラに収めまくった執念については評価したいが、肝心の登場人物達が、そう動いた方が脚本の進行が都合良くなるというだけで動かされているにすぎず、ドラマ性が感じられない。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-06 02:08:20) 9. ストーカー(1979) 《ネタバレ》 すみません、私にはあまり合いませんでした。尺が長いのはいいとしても、2分で済むような描写を5分も7分もかけられて、それを延々と繰り返されると・・・。あれだけ引っ張っておいて、最後に特別なことを何も起こさない潔さは良かったです。[DVD(字幕)] 5点(2008-03-17 00:54:29) 10. ひまわり(1970) 《ネタバレ》 やっぱり一番凄すぎるのは、このタイトルでしょう。別にひまわり畑が出てこなくたって、このストーリーの成立には何ら影響しません。それを、冒頭・中間・エンディングの3か所で登場させ、なおかつタイトルにも使用したというだけで、一瞬にしてすべてを凝縮・象徴させ、また作り手としてのある種の祈りをも封じ込めています。で、もう一つは、最後に主人公たちがきっぱりと自ら結論を出しているところ。それも、その直前まではどうなるか分からなかった(逆に転んでいたかもしれなかった)。そのようなあやふやで不安定な中で、それでも下される人間の「意志」は、何よりも尊いのです。それをきちんと描いてくれているのが嬉しい。[映画館(字幕)] 9点(2007-12-07 04:38:12)(良:1票)
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