みんなのシネマレビュー
パブロン中毒さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 914
性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : ルクセンブルグ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 JCVD本人には、充分にコメディセンスがあるということがわかった。 自分が「出稼ぎベルギー人」であることを宣言したような作品。 …けど、20年に渡ってハリウッドのB級作品に出続けたカレは、もう純粋な意味で「出稼ぎベルギー人」ではなくなっていたみたいなんだ。 ヨーロッパ人のメンタリティを持つはずのカレが、セピア色の画面では到底ごまかしきれない強烈な「ハリウッド臭」を発してしまっていると、私は思う。 増毛や、顔と体の「お直し」をしている人特有のこの感じ。 ヨーロッパの俳優は「お直し」をしない。 銀行強盗シーンがとてもつまらなく、JCVDの回想シーンの自虐ギャグだけが非情に面白く、残念。 カレにとって、ハリウッドで仕事をして生きていくことは、日々銀行強盗の人質に取られているような緊張感や不条理と共に過ごすということであったのだろう。 右や左に駒のように動かされて、言われたとおりにするだけで、自由がなく、自分の意思は無いものとされる。 だから「銀行強盗の人質」だったので、その重苦しさを思う存分表現したのであろう。 けど、犯人役の設定が非情すぎて観客はこの「不条理」についていくのが大変…う~んほとんど無理。 この一作でちょっとスッキリしただろうから、次はもっと楽しめる自虐コメディを作れるんじゃないかな~出資者さえいれば。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-02 21:16:25)《改行有》

2.  ポルノグラフィックな関係 《ネタバレ》 まずこの作品がエントリーしていたことに驚きました。 フランス語でしっとりと描かれる大人の男女関係です。 子供もいて離婚経験のある40代女性が人肌恋しさに大胆な広告を出します。 ここでアメリカなら逆手に取って脅迫されるか、ホテルの一室で惨死体で発見されるのが普通です。 でも、全然そうはならない。 現れた男性はごく優しい普通の人でした。そんなアホな。 男性はヘンタイでもなく犯罪者でもなく、金目当てに脅迫もしてきません。そんなアホな。 ああ~私はFOXドラマの見過ぎなんでしょうか。 インタビューで女性側がいろいろウソをついていることとその理由を想像してみることや、別離後の二人が外見を変えていることも、面白いですね。あのころの自分を早く忘れたい。もう、あの人と会っていたときの自分ではない。もしもどこかで偶然会ったなら、気がつかれないか、「見違えた」と思わせたい。「あの後の相手の人生には、きっと色々な出来事が起こっていたのだな」と思わせたい…。 結局のところ、男性の意気地なしが原因で別れてしまうのですが、長所は短所でもあるのですね~。 「優しい人」は「優柔不断」でもある、と。 そうでなければ、とっくに他の女が目をつけて妻か恋人がいるにきまってます。 秀逸なラストでした。きっと誰にでも経験がありそう。街角で見かけた元恋人を、黙ってやりすごす…。なんてせつないんでしょう。そんな時の相手は、かっこよく華やいで見えるものです。 女性の年齢をかなり高めに設定したことでリアリティが出ましたし、ヨーロッパの知らない俳優が演じていることも見る側にとっては条件が良いと思います。 ひとついえば、インタビュアーはどういうシチュエーションで質問にこぎつけたのかという疑問が残るが、こういう大人のロマンスをもっと作ってもらいたいものだ。 多くの大人に鑑賞後のせつない気持ちをぜひ味わって欲しいですね。[地上波(字幕)] 9点(2010-06-15 17:10:56)《改行有》

3.  マッチポイント 《ネタバレ》 この作品を見ると、西洋人にとって非常に重要な事柄が意図的に省かれている(描かれていない)ことに気づく。 舞台はイギリスであり、ヒューイット一家はプロテスタントのはずで、クリスはアイルランド人だからカトリックに違いない。なのに、2回の結婚式以外に、宗教に関する事柄が一切出てこない。その結婚式ですら、神の前で誓いのセリフを言う場面すらカットされている。これはおかしい。きっと、もののわかる西洋人がこの映画を見れば、たちどころに理解できるようになっているに違いない。 で、これは監督の意図を示しているのだ。それは、冒頭でクリスがドストエフスキーを読む場面をわざとらしく映すことでも明らかだ。 クリスは「すべては運である」という世界観を持っていて、それはテニスプロとして多くの試合を経験した結果であった。「いつも固い試合を心がけていた自分が、大成できなかったのは運のせい」そして、「運」に左右される人生に嫌気がさして、ツアープロをやめてコーチになった。 で、「運」であるが、井沢元彦が言うには、偶然の幸運に対して「これはきっと死んだお父さん(とか先祖とか)のおかげ」と思うのは「アニミズム」で、「オレってものすげーツイてる!きっとそういう時期なんだ。」とか思うのは「マナイズム」なのだそうだ。 クリスは、当然後者である。そして、前述のように「神様はいない」と知っている(つもり)。 すると、悪事を働いたとて、いつもどこかであなたを見張っている神様は存在せず、地獄に落ちることもなく、仏教でもないから「因果応報」で凶事が降りかかってくることもない。 いかに追いつめられたとて、クリスが愛人殺しをするには、こうした背景が必要だった。(これがなければただの火曜サスペンスになってしまう。) …が、クリスは試したところもあると思う。「神様の力が働いて、自分の悪事がバレるかどうか」「やっぱり神様がいて、死んだら地獄に行くのかどうか」「神様が自分を懲らしめるために、罰を与えるのではないか」もともとカトリックで育った彼なら、そう思うのが当然である。 しかしこの映画では、そのどれも起こらず、不安気なクリスのアップで終わる。 「果たして、神様はいるのか?」「本当に人生は運だけで回るのか?」そう問いかけたまま意味深に終わるのである。これはウッディ版「神様のいない(?)世界の危険な情事」、前作よりはパンチは効いていた。[DVD(字幕)] 7点(2007-04-29 00:32:16)(良:3票) 《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS