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プロフィール |
コメント数 |
3996 |
性別 |
男性 |
年齢 |
54歳 |
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1. ザ・レイド GOKUDO
フツーに無駄に長く、フツーにカメラを揺らしてみたりして、ああやっぱり、おカネをかけるとフツーの映画になってしまう(せざるを得なくなってしまう)、ということなのか、と。潜入捜査の緊迫感はあまり無く、アクションは少なくはないけれど密度としては下がってしまう。
でも、やっぱり、凄いですね、無茶しますね。インドネシアのスタントマンは、世界一、丈夫なんですかね。
クライマックスは物量勝負ではなく、主人公の前に立ちふさがる刺客のユニークさで勝負。アイデアが生きてます。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-08-21 09:14:12)《改行有》
2. ザ・レイド
最初に隊長さんらしき人が、映画の設定をペラペラとセリフで説明してしまい、あ~あ、そういうのは少しずつ出し惜しみして見せてくれればいいのに、と一瞬思うんですけど、まあ、別に構わないかな、とも。何せ、百聞は一見にしかず、そんなセリフでの説明をはるかに超える過酷なバトルが、早々に繰り広げられます。しかも、単に主人公がひたすら敵と戦い続けるのではなく(いや、ひたすら戦いますが)、その後の展開には、思わぬ人物同士の関係、思わぬ裏切りがあり、設定に広がりをちゃんと持たせてくれています。本作の売りであるところの、終わりを知らぬかのような果てしなき格闘アクション、スピード感満点でありながら、戦いの過程をキチンととらえていて(昨今の「細切れカットで何やってるかわからん」大作アクション映画は見習って欲しいもんです)、見応えあります。刃物等を用いた戦いによる残酷描写なんかも、あくまで瞬間的な描写であるために、一種のスパイスとして嫌味の無い効果を上げていますし、実際、一連の描写はアイデアの宝庫とも言えるのではないでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-13 23:03:51)(良:1票)
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