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プロフィール |
コメント数 |
1395 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 顔のない眼
嗚呼、不朽の傑作「天井桟敷の人々」でルメートル役も演じた名優ピエール・ブラッスールがこんなマッド・ドクター役とは…(絶句)!!確かに白い仮面のインパクトは強烈だった。今思えば、ジェイソンのアイスホッケーマスク辺りのルーツかも。脚本は推理作家ボワロー&ナルスジャック(「悪魔のような女」)に後の名匠クロード・ソーテまで加わる豪華さだが、手術場面の気色悪さでやや減点!!ただ、ユニバーサル・ホラーには無い一種の幽玄さが漂う場面(特に娘が森をユラユラと彷徨うラストシーン!!)には個人的に「流石にヨーロッパ(仏)の怪奇映画はひと味違うなぁ」とチョット感心させられたので…7点。7点(2003-02-23 01:20:55)
2. かくも長き不在
チャップリンの「ニューヨークの王様」やアラン・レネの「二十四時間の情事」を編集したコトで知られていたエディター、アンリ・コルピの初監督作にしてカンヌ映画祭グランプリに輝く傑作。夫の名を叫ぶアリダ・ヴァリの妻。記憶喪失の夫ジョルジュ・ウィルソンの脳裏にフラッシュ・バックしたのは忌まわしいゲシュタポの記憶。「撃たないでくれ」と哀願するかの如く、両手を上げて立ち尽くす余りにも悲惨なラストに戦慄を禁じ得なかった。残酷な戦闘描写なしに戦争の恐怖と戦後の傷跡を一層感じさせる見事な手腕。マルグリット・デュラスの脚本、ジョルジュ・ドルリューの音楽いずれも絶品。コラ・ヴォケールのシャンソン「三つの小さな音符」がジュークボックスから流れる中、二人が踊るダンスの切なさに胸が締め付けられた思いであった。正に極上のフランス映画!9点(2003-01-21 02:02:00)(良:2票)
3. カサンドラ・クロス
チャーリーの父マーティン・シーンが日本初お目見えとなったパニック大作。演じた役柄が何とも凄く、「大富豪のバアさんに囲われた若い愛人を装った登山経験のある麻薬密輸犯」でした。どんな役だよ。冒頭で披露する彼の痴態は必見!ウルトラ厚化粧のエヴァ・ガードナーとの熱い抱擁は或る意味ホラー。この恐怖体験に比べりゃ「地獄の黙示録」の方がよっぽどマシだった!とでも回想しているコトでしょう。5点(2003-01-06 00:18:28)
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