|
プロフィール |
コメント数 |
1201 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
ないっす!!! |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。 別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。 もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…) 好きな言葉は「恋」 です。 |
|
1. 荒野の用心棒
《ネタバレ》 今は2014年ですから、この映画は実に50年も前の映画になるわけですが、今の映画でこの映画より面白い映画っていったいどれほどあるんだろう…と考えさせられる映画です。
映画に大事なのはやっぱりシナリオ。軽妙洒脱でドキドキする展開は結局のところ、オリジナルの黒澤明の用心棒が面白かったから面白いというだけなのですが(パクリなのはさておき)、たとえば有名な胸鉄板のようにこの映画オリジナルな見せ場もちゃんとあり、しかもそれは映画冒頭の「弟が的にして遊んでる鎧」のシーンからちゃんと伏線が張られているわけです。
あらためて今鑑賞してもとても面白い映画で、この映画から有名になったCイーストウッドも確かにナイスな雰囲気。
CSでやってたので久しぶりに観たのですが、最初に書いたとおり、50年前の映画なのに今のほとんどの映画より面白いってどうなんだろう…と僕は考え込んでしまうのでありました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-08 17:03:12)《改行有》
|