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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 荒野の大活劇 マカロニもストーリーが陰惨の一途を辿って観客に飽きられて(呆れられて?)きたため、新機軸としてコメディ仕立てにしてみました…てな感じ??結論としてはドゥッチョ・テッサリというカントクにはコメディ・センスが無い!という事実だけが虚しく確認できるのみ。当時ボクシングミドル級チャンプだったニーノ・ベンベヌーチの出演が話題になったらしいが、今となっては「それがどうした」レベルだし。面白くないくせにドタバタ場面を長々と引っ張り過ぎなんだよ。にしても、銀行家スコット役が「巴里祭」のジャンの成れの果てだったなんて…時の流れは残酷だぁ~!5点。5点(2004-04-12 13:28:33) 2. 好奇心 如何にチャーリー”バード”パーカーのジャズを以てしても、このルイ・マルの近親相姦映画を支えるのは不可能だった。イヤも~う気色悪いったら!前半は結構ほのぼのしてるし、好感が持てるんだけどナァ。色々な意味で暫く立ち直れなかったヤな思い出に…5点!!5点(2003-02-11 00:34:10) 3. 荒野の1ドル銀貨 ジュリアーノ・ジェンマ、日本初お目見えのマカロニ・ウェスタン。彼の持ち味は何と言っても「身の軽さ」。トンボ切ったり、バク宙決めたりのアクションは同時期のイーストウッドやフランコ・ネロには無い魅力だった。コレも結構頑張って作っている方だが、いかんせん残酷さを売り物にしているので、余り馴染めない。まぁ、マカロニではマシな一作ではあるけど。6点(2003-01-25 12:19:40) 4. 荒野の用心棒 本作は間違いなく黒澤明監督作「用心棒」の無断借用ヴァージョン(盗作でも海賊版でも可)である!「荒野の七人」はユル・ブリンナーがキチンと本家に承認を得て製作したってのに…!一応訴えられたらヤバいとでも思ったのか、セルジオ・レオーネは正々堂々本名を名乗らず、「ボブ・ロバートソン」というハンドルネーム、じゃなくて偽名を使って誤魔化したりしている。まぁ、メイド・イン・USAに偽装工作しようとしたとも言われてるが…。個人的見解では「両方を同時に狙った」だね。抜群に面白い本家をほぼ完全パクリしただけあって、後に雨後の筍の如く作られたマカロニ・ウェスタンとは一線を画する高い完成度ではある。ただ、余りにも残酷描写に傾倒し過ぎな点と、オリジナルに対し無礼な点とを併せて4点マイナス!!6点(2003-01-09 04:04:42)
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