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1. 荒野の用心棒
《ネタバレ》 黒澤明の用心棒に着想を得た、ほとんどリメイクだと聞いている。
本家のほうをすっかり忘れてしまっているので、そのへんはどうでも良かったが、この、双方の「やっつけるべき相手」としてのグループ(ギャング団?)が、あまり悪人っぽくないのが、ちょっといただけない。博打のカタに美人の奥さんをかっ拐うのは、確かに悪いけど、死を持って贖うほどではない。ガトリンクガンで騎兵隊を殲滅するのは、確かに極悪人だが、相手も悪っぽい。(通常、軍の兵器はあんなふうに調達しないでしょ)だから、自分としては「ほっとけよ」と感じてしまう。もし、彼の言うような「誰も助けなかった」女の話が語られて、それと彼の関係性に感情移入出来れば、物語として良かったと思う。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-17 11:53:20)《改行有》
2. 荒野の1ドル銀貨
《ネタバレ》 高校生の頃にクラス一の美少女のオススメだったのを思い出して観たが、廃屋に来てからがまあ退屈なこと。
それと、悪党側が悪党なのは判るが、やっと探し当てた「証拠」が手配書って、大雑把すぎ。もっと具体的な悪事の証拠なのかと思ってた。あんなの、近隣の司法関係事務所にあるだろうよ。
あと、タイトルになった、命を救った銀貨、穴開いてるって事は、弾貫通したってことだろ?死なないか?普通。
[DVD(字幕)] 4点(2011-07-21 16:18:46)《改行有》
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