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プロフィール |
コメント数 |
2106 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、 悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、 笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。
2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。 この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。 管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。 これからもよろしくお願いいたします。 2018.11.19 |
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1. さらばバルデス
イタリア製西部劇なんですが、監督はアメリカの巨匠スタージェス。
1973年製作ということなのでマカロニ末期の作品。主演はブロンソン、お馴染みの奥様と共演、
あまりマカロニの空気や世界観を感じさせない作品です。
僕の好きな西部劇のパターンの1つに、正体はよく分からないけど凄腕。
そんな男とそんな男にあこがれを抱く少年との心の交流モノがあります。
10点を付けた僕の大好きな西部劇、「シェーン」も当てはまるパターンです。
ブロンソン演じる男は、他の作品でも同じような役を演じていますが、先住民の血を引く男。
西部劇らしい対立の構図もありますが、少年との心の交流、先住民との交流など、印象に残るのはこちらの方です。
アクションは控え目ですが、それでも寡黙で強いブロンソンはやはりカッコいいですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-10 11:15:11)《改行有》
2. 殺人魚フライングキラー
「ジョーズ」以降、数多く製作されたジョーズ系作品の1つ。
監督デビュー作とはいえ、これがかのジェームズ・キャメロン監督作であるというのが泣ける。
イベントを強行しようとする有力者が出てくるのもジョーズ系のお約束か。
見るからに低予算なのでクリーチャーやパニックの演出のショボさは致し方ないですが、
本家に無い要素としては魚が地上で人間を襲い、
空中を飛んできて人間のノドに食らいついてくるというのは
アイデアとしてはなかなか面白かった。
全編を集中して見る程のストーリーも無いし、
忙しい年末に何かをしながら見るのにちょうどいいと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-21 20:32:41)《改行有》
3. サン★ロレンツォの夜
《ネタバレ》 第2次世界大戦中のイタリアのとある農村。ファシストの迫害から逃れてアメリカ軍に助けを求める為の旅に出た村人達の逃避行の様子がユーモアを交えて描かれています。この作品の語り部となる少女や村人達の素朴さが印象深いです。しかし、旅の途中でファシスト派の村人達と遭遇し、村人同士が互いに殺し合うという何ともやりきれない悲劇が起こる。タヴィアーニ兄弟は戦争さえなければ仲睦まじく暮らしていけたはずの平和な農村、争いの舞台になるはずのない農村をあえて戦争を描く舞台とすることでそこに暮らす素朴で善良な人々さえも変貌させてしまう戦争の愚かさと狂気を描こうとしたのではないでしょうか。何ともやりきれない話ですが、逃避行の旅でさえも冒険だった少女の視点で描いた事、それを昔話として当時の記憶を回想するという手法で描かれたことがこの作品にとってとても良かったと思います。[DVD(字幕)] 8点(2008-12-07 18:33:42)
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