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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 死神の骨をしゃぶれ 大層な邦題ではありますがマカロニポリスアクションの肩の凝らない作品を楽しめました。 フランコ・ネロのキレのあるアクションは見応えたっぷり。外道どもへの鉄槌を待ち焦がれたのに・・・腰砕けな結末が歯痒いところです。[DVD(字幕)] 6点(2023-09-17 22:08:32)《改行有》 2. 料理長(シェフ)殿、ご用心 マックスの洒落の効いた毒舌に笑いっぱなし。美食家なのか食い意地が張ってるだけなのか曖昧なところも笑えます。犯人の殺害方法が無理筋にも程がある連続殺人は作品の付け合わせに思えました。[DVD(字幕)] 6点(2023-04-13 00:12:58) 3. ジンジャーとフレッド イタリアに偏見を持ってしまいそうなゴチャゴチャで喧しい世界観にウンザリ。苦手な監督のワケワカメ度は何時もよりマシで何とか完走。泥沼に咲く蓮の花のようなジュリエッタ・マシーナ&マルチェロ・マストロヤンニに点数の全てを。ただ、動きは仕方ないにしてもアステアの頭のてっぺんからつま先まで一分の隙もない出で立ちには遠く及ばない姿が残念です。[DVD(字幕)] 4点(2022-06-17 15:15:37) 4. 七人の特命隊 欲どうしい男達(女性は一人も登場せず)の裏切りに溢れる物語。結構辛気くさい筋立てなのですが、アクションシーンの力の入り具合がなかなかのもので、工夫が無いにしても、キャストとスタッフの気合を感じる力作でした。[DVD(字幕)] 6点(2022-02-27 21:58:32) 5. 女性上位時代 明るさは辛気臭さがないというだけでハチャメチャな楽しさは何も無い。子宮でモノを考えるミミの色気も全く無い。1時間ほどして登場したお目当てトランティニャンも魅せられる点は皆無で、吹き替えに思えた声の違いにもガックリ。中途半端な脚本演出のカトリーヌ・スパークのPVのような作りで彼女の容姿に魅せられない私には壊滅的な駄作。[DVD(字幕)] 1点(2021-09-21 03:44:11) 6. シチリアーノ 裏切りの美学 《ネタバレ》 邦題がいけません。裏切りに美学など1ミリもありません。 裏切られる輩にも同情の余地が1ミリも無いので目くそ鼻くその争いを眺めていました。10000へぇだった裁判模様、脚色されているとしか思えないのですが、対決システムなど実際が描かれているのでしょうか。野次を飛ばす輩、淀みなくペラペラ嘘八百をまくしたてる輩には、猿山の猿に怒ってもしようがないと思わされ血圧上がらず。 仕掛けられた爆弾で道路ごと吹き飛ばされて妻や護衛者と共に命を落とした唯一のまともな人物である判事に点数の全てを。彼の死のニュースに狂喜乱舞する姿には「エエ加減にせえよ・・・お前等まとめてキングコング・・・・」激憤(単細胞) 名前が長くで主要5名以外誰が誰やら状態で尺も長かったのですが一気に観れた力作です。[DVD(字幕)] 6点(2021-09-06 02:21:58)《改行有》 7. 死刑台のメロディ 《ネタバレ》 初見。事件の知識無し。題名からして二人の死は免れないと分かっていたが、法の名の下に繰り広げられる検事と判事の一言一句は暴力であり、偽証の強要、証拠隠滅は殺人。もう、怒り心頭。判事が都合が悪くなると力一杯打ち下ろす木槌、この男の脳天に叩き付けてやりたいと何度も思った。全米や世界各地の良識を振り切った州知事の判断「法の定めにより死を宣告する」は国の黒歴史。人種がヒトを隔てるのは90年近く経った今日に於いても変わらなく「〇〇人は強姦魔」と演説する大統領候補者が人気を博している。リカルド・クッチョーラ熱演のサッコが回復して妻子と作品を観る者に遺言を残してくれた事に救いを見た。[DVD(字幕)] 8点(2016-04-29 12:37:52) 8. 自転車泥棒 《ネタバレ》 泥棒行為の背景にある、敗戦による庶民の疲弊した暮らしぶりの描写は当時のイタリアのありのままの姿なのでしょう。親子の自転車追跡の過程での世間の非情さもありのままの姿なのでしょうか。万策尽きた父は泥棒をしてしまいます。「逃げ切れ」と願いましたが、本作はそれを許しませんでした。唐突なエンディングで理不尽さに不愉快になりました。しかし、考えてみますと、監督は父の背に「悪条件に負けて自らが罪を犯してはいけない、苦しくても前向きに生きよ」と言っているのであり、その事を学んだ幼い息子の大きな財産にもなったのです。嫌な人物ばかりの中で、警察に突き出す事を堪忍してあげた武士の情けを知る者がいた事は救いでした。[DVD(字幕)] 8点(2006-12-11 00:35:27)
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