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プロフィール |
コメント数 |
1907 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
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1. 新・課外教授
キャロル・ベイカー主演。不能の夫に悶々とする妻。義理の息子に・・・と、
まるで官能小説のようなシチュエーションだが、思ったより真面目な作りの映画で、
コメディー色はほとんどない。面白いかと言われると微妙だけど、キャロルはがんばってます。
ラストはこれでいいのかな? 映像は昔のポルノ映画を観ているような感じ。[DVD(字幕)] 2点(2012-06-19 04:19:32)《改行有》
2. 終着駅
若妻と独身青年との愛の行方を描いたメロドラマで、
駅の構内ですべてのお話が展開されるという、設定のちょっと変わった映画。
前フリいっさいなし、しかも男女のクライマックスシーンから物語が始まるので、
最初は戸惑うも、鑑賞していけば、まあなんとなく二人のなれそめはわかります。
構内にいる様々な人間たちが彼らに関わってくる展開は、面白い狙いだと思うんだけど、
うまく噛み合っているという印象は受けず、冗長さやだるさを感じてしまうのが難点。
ラストも至って普通かな。ただ主人公とヒロインの心情は、情感たっぷりに伝わってきます。
青年役のモンゴメリー・クリフトもいいけど、ヒロイン役の女優さんが何とも品があってきれい。
彼ら二人のキャスティングにプラス1点。[DVD(字幕)] 5点(2012-02-12 11:59:04)《改行有》
3. 自転車泥棒
戦後イタリアを背景にした、ネオレアリズモ(写実的)作品。
親子のエピソードを一本紹介という内容で、ストーリー性は薄く、上映時間も88分と短い。
同じイタリア映画でも「鉄道員」「道」「ひまわり」なども写実的作品に挙げられるが、
これらは一応しっかりと物語を構築しており、本作はやはり物足りなさを感じてしまう。
ただし出演者の演技、人物描写や心理描写が秀逸なので、感情移入がし易く、
心にはずっしりと響いてくる。変な映画を観るよりは全然いい。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-26 09:52:42)《改行有》
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