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プロフィール |
コメント数 |
1648 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。 |
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1. ソドムの市(1975)
《ネタバレ》 直近、所謂「ナチスプロイテーション」に該当する作品を幾つか観てまして、でその参考として+必要に迫られて『愛の嵐』とコレを観直してみた…ってコトなのですね(実はバリバリに同時代モノなんでして)。んで、まずはやっぱりエログロのエロって(こないだも書きましたが)映画のコンセプトとしては陳腐化し易いねんなァ…とゆーコトでして、正直どーしたって「変態地獄」と「血の地獄」は(今観ると)ちょっとかなりショボいんですよね…と。加えてコレもそこいら中で言われてるよーに、一方で「糞尿地獄」だけは再現度が比較的高いから結果的に画的なバランスが極めて悪い、クソみたいな⇒否クソそのモノって映画になってしまってる…と(私も)思ってしまいますね。だからまた、コレだと確かに何か言いたいコトがあったとしても、チャンと伝わるかどーかについては甚だ怪しい…としか(私も)言い様がねーのです⇒多分、みんなソコに目が行かない。
とは言え、今作に関しては、そもそもナニか具体的な「言いたいコト」なんて無かった…とゆーのが最大の問題だとも(+久し振りに再見しても)思われますケドね。。パゾリーニ自身はやはり、他の作品を少~し観ただけでも超・コテコテの共産主義者=筋金入りのアナーキーなキャラなのだと思いますし(+それは映画人としての彼にだって確実に根付いて居る程度に深いモノでもあるでしょーし)⇒だから、この世界の・人間性の何もかもに「反逆する」かの様な今作にさえ、寧ろ「だからこそ」と言って好い様な彼なりの意義とゆーのはきっとあるので御座いましょう⇒尤もソレは私含む大半の一般人にとっては、ちょっと共感可能なモノではない…とゆーだけのコトだと。。でもしかし、観直すとまた流石のパゾリーニだけあって演技や台詞回し・或いは美術その他なんかも含めて(+エログロも時代的には)映画自体のクオリティは決して低くない(⇒かなり高い)とも思われてまして、ソコは逆にちょっと残念ですらありますかね。。
※ナチスプロイテーションの諸作品については、ポルノの側面がごく強力なヤツばっかなのでこちらのサイトでは登録・レビューが不可なのです。悪しからず。[DVD(字幕)] 6点(2023-08-29 09:51:04)《改行有》
2. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 言うて全員悪党だが、トゥーコの卑劣漢(小悪党)ぶりと、今作ではかなりなチョイ悪親父(つーか極悪親父)なクリーフおじ様はどちらも秀逸(これに加えてイーストウッドも平常運転なセクシーニヒル)。話の方はかな~り長ったるい、が、一貫性は十分なストーリー運びで(レオーネとしては)観易くないとも言い切れない(ここまで来ると好みの問題だが)。単純な西部劇的決闘シーンはやや少なめにも思うが、その代わりに南北戦争シーンがあったり(ここの物量は正直ちょっとビビるレベル)、何と言ってもラストは西部劇史上屈指と言うべきスーパージックリ撮って緊迫感もモノ凄い三竦み大決闘を存分に楽しめる。個人的にはこっちも大分お気に入り。[DVD(字幕)] 8点(2020-07-09 01:35:40)
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