|
プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
|
|
1. ソドムとゴモラ(1962)
《ネタバレ》 レンタ屋に行くとまず歴史とSFを探すのですが、SFは最近SW見終えたし、
今見る歴史は旧約聖書~ローマ帝国までを基本としているので、
題名を見て「これ、天地創造でよくわからなかった章だな」と、
借りるのをためらったのですがまあ見ないとわからない。
なるほどこの章は時間かけないとよく理解できない。
天地創造ではソドムとゴモラという町は身内のいさかいが絶えず、
殺戮を重ねていてそれに怒った天使がロトと取引をし、
相変わらずどうしょうもないこの町を焼き尽くしてしまうんです。
天地創造の天使が町を焼くシーンは確かに面白かったんですが、
町の歴史や人間関係があっさり説明されてよくわからなかったので、
この作品を見ることですんなりと理解できました。
もしかして本当に真面目に作っててつまらないかも??と、
十戒のような大げさな場面はないかもと見ていたのですが、
戦闘シーンになるとこれが予想を裏切って面白い。
私は三国志が大好きなのです。
この戦闘は魏の国が呉の国を攻めるシーンを思い出しました。
戦法がよく似ていたのですよ。
待ち伏せ、火責め、水攻めとそっくりです。
映画の戦闘シーンは戦術を見るのが好きなので、
戦闘の迫力や壮大さなどは二の次の興味です。
戦争になったのもソドムの女王の兄弟の陰謀からなんですが・・
ソドムの女王は放浪の民ヘブライ人(いつも放浪なのね)たちを、
ソドムの近くに住まわせました。
女王の兄弟は政権を奪うためあらゆる策略を練る。
ヘブライ人のリーダー神(エホバ)のしもべロトが知恵と勇気で、
精鋭部隊相手に戦い(最終的にはダムを壊し水攻め)ソドムの市民となります。
が、地位を得たロトに反発する同胞も・・
身内の裏切りもありロトは監禁されますが、
牢獄で神の使いを見るのです。
後半のクライマックスで町が壊れていくさまなどは、
これリミイクしても面白いんじゃないのかな?と思いました。
ロトの妻になる女性の存在も面白い。
女王の奴隷でありロトに献上された身分ですが、
実はソドムのスパイなのでした。
でもロトを愛し妻になります。
ロト役、もうちょっと老けてたほうがいいかなぁ。
しかし・・ロトの紋章だっけ??ドラクエまたやりたくなった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-17 07:12:53)《改行有》
2. そして船は行く
《ネタバレ》 「海のうえのピアニスト」の元となった白黒のひとり芝居が映画化か?
とあわてて借りたのですが、85年上映というといやに新しすぎます。
気づけばよかったのですが、考えたら(ひとり芝居)の舞台劇なんてね・・
こちらの作品はフェリーニ監督のもう本当に後期作。
次回は全盛期の面白いものを探してみます。
あるかなぁ??
まあ本作品は文芸作というにはラストが派手で、
娯楽大作というにはあまりにもかったるい。
切れがまるでなく、ただわかりやすくことは運んでゆくのですが・・
不可解なラストのオチに(何が言いたいんだ?)と謎を残し、
かといってまとまりのある作品でもなく結果はご都合主義に終わる。
映画の中で映画を見せる手法ももう、今では古い手法です。
ただ、音楽がいいというだけの映画でした。
大好きなサンサーンスの、白鳥がなぜにイタリア映画で流れるのか・・
う~ん、確かにでも「うみのうえのピアニスト」の元といえば思える部分はありました。
[DVD(字幕)] 3点(2005-05-20 04:26:22)《改行有》
3. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
《ネタバレ》 なんかよくわからないけど、漂流教室みたいで好きな脚本です。ラストが意味深で、子供心に心配しました。おいおい、燃料持つのかよ・・そして、ゾンビだらけのデパートは、これなら行ってみたいよなと共感。やっぱ、漂流教室の世界だ・・一番怖いのが、エレベーターのシーンですね。やはりあれは、勘弁してほしい。 6点(2003-12-07 12:26:25)
|