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1. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
《ネタバレ》 (2010年4月23日追記)待望の『ゾンビ/新世紀完全版DVD-BOX』が発売されたので、嫁に借金して購入。アルジェント監修版には懐かしのTV放映時の日本語吹き替えが収録されており、冒頭のTV局で「惑星イオスの爆発で死者が甦った」ことが説明されていたり、フランの妊娠を知ったピーターが「産むことに異議はないな?」と言ったり(原語では「中絶の仕方を知っている」)、ラスト、自殺を思い止まったピーターが「ぶぇらぁぁぁぁ!!!」と絶叫したりといった、昔のTVらしい意訳が楽しい。ちなみにディレクターズカット版には新録吹き替えが収録されている(ピーターとロジャーの声優さんはTV版と同じ)が、原語に近い分、面白みに欠け平板な印象を受ける。ゴリゴリのゴブリンサウンドも健在で、吹き替えで観るならアルジェント版がオススメ。映像も以前のDVDよりはクリアになってます。評価はもちろん10点で。[DVD(吹替)] 10点(2007-09-11 07:42:16)
2. ゾンビ4
監督のクラウディオ・フラガッソは『サンゲリア2』の脚本を書いた人。なので、この映画の面白く無さは保証つき。孤島でゾンビと戦うという設定は良いが、終始退屈で、都合よく強くなったり弱くなったりするゾンビにげんなり…ラストも訳分からんです。[ビデオ(字幕)] 2点(2007-09-10 17:33:06)
3. ゾンビ3
《ネタバレ》 この映画について言いたいことは沢山ある。ゾンビに「僕は友達だよ」と話しかけてガブリとやられるエアズ教授。ママのおっぱいに齧り付く大人子供のマイケル君。バスタブに後頭部を打ち付けられて白い膿と赤い血のミックスジュースを垂れ流す女ゾンビ。大鎌で首チョンパされて2階から突き落とされるメイド。ミミズをのたくらせた被り物のゾンビたち。それに被さるチープな電子音。悲鳴と共に終わる唐突なエンディング(画面がストップモーションになるのではなく、ゾンビの動きが止まってる)。そして、『ゾンビ3』という意味不明なタイトル。不快感しか残らない映画だが、何故かたまに観たくなる。こんなくだらない映画も世の中にはあるんだ、ということを再確認し、安心したいのかも知れない。とにかく、マカロニ・ゾンビ映画の裏金字塔として、一度観たら忘れられない作品。[DVD(字幕)] 6点(2007-07-27 08:29:31)
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