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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 中盤過ぎくらいまではキリシタン弾圧場面がやたら執拗で、これはやっぱりキリスト教万歳映画だったんかいな、スコセッシは何がやりたかったんだ、と思ってきた頃に、待ってました、ニーソンとガーフィールドの対決。「日本人は毎朝登る太陽に神を見ている」というニーソンの一言は強烈で、この辺の議論をもっと聞きたかったのですが。また、「日本の信者は神のために死んだのではない、君のために死んだのだ」という一言も、本質を突いています。このシーンがあっただけで作品が大幅に救われました。あと、美術や衣装や役者の立ち居振る舞いは、最近の作品には珍しく、時代劇として及第点です。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-30 01:34:23) 2. 小さな唇 《ネタバレ》 筋の上での余計な寄り道は一切なし、台詞も最小限にして必要十分。だからこそ、主人公の純な想いが奇跡のように凝縮されている。また、エロティックな描写はここぞというところにポイントを絞っているからこそ、かえって生々しさがあるし、強い官能性を感じさせる。[DVD(字幕)] 7点(2016-02-21 02:11:19) 3. 父/パードレ・パドローネ 風景のインパクトとか、含蓄のありそうな台詞とか、シーンごとのいい感じのタメとか、個別に切り取ると魅力的な箇所はいくつもあるのですが・・・全体を通す芯とか筋がないので、優秀な切り絵をたくさん見ている感じでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-24 01:58:11) 4. チャーリー(1992) マリサ・トメイとペネロープ・アン・ミラーとダイアン・レインが一つの作品で見られるなんて!!とわくわくしていたのですが、みんなちょこっとずつしか出てなくてがっかりでした。ほかの脇役も含めて、せっかく出すんだったら、その人たちそれぞれの主人公の人生における意味合いや位置づけをきちんと消化してから出すべきでしたね。これでは単に「その人がいたからその役を作った」というだけです。もっとも、こんな誰が見ても畏れ多い役に果敢に挑んだロバート・ダウニー・Jrの度胸と勇気には敬意を表したい。[DVD(字幕)] 6点(2009-09-14 23:04:39) 5. 地下室のメロディー こういう作品はテンポとスリルが命だと思うのだが、とにかくダラダラ長いのには閉口した。本題に入るまでが長過ぎだし、その後も特に盛り上がるべき部分がありません。音楽がしつこいのも気になりました。[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-04-24 02:23:40)
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