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1. 沈黙の世界
《ネタバレ》 正直言って序盤は退屈でした。特に海洋学について興味の無い自分にとっては、延々と機材の説明をされても大して面白味は無かったのですが、一度海の底へ潜ればそこは別世界"沈黙の世界"。イルカの大群とのダイナミックな遊泳から、船の周りに群がってくるサメ地獄絵図と。「食べられた子イルカの敵だ!」って、元はと言えばアンタ達のせいでしょう!それからわざわざハタを誘き寄せておいて邪魔になったら蹴飛ばしたりと、クストーさん、あんた本当にそれで良いの?と思いながらも、何だかんだ言って神秘的な海の世界を楽しみました。それにしてもあのクルーたち、何か亀に恨みでもあるの?(笑)[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-20 10:47:16)
2. チャーリー(1992)
《ネタバレ》 チャップリンの自伝を読んだ上で観ました、まずチャップリン自身があまり似ていないような。いくら時間内に収めなくてはならないとは言え、幼少期の頃のエピソードは端折りすぎでしょう。辛く悲しくも家族三人一緒で幸せだった子供時代だったからこそ、後の成功が生きてくるのに…。また人間関係についてもダグラス・フェアバンクスならともかく、メアリー・ピックフォードに至ってはあの程度の扱い、グリフィスについては触れてもいないとは。と、散々貶しておきながらもやはりチャーリーの放浪紳士のイメージが完成するシーンでは感動してしまったし、コソコソした「キッド」の編集シーン等はコミカルで面白かったです。どちらかと言うとこれはチャップリンを知らない人の為に作られた映画なのでしょうか?ラストのスマイルには号泣。仕事の方面では成功してもプライベート、特に女性関係では散々苦しめられたチャップリン。彼の偉大な功績はいつまでも民衆の心の中に残り続けることでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-15 15:40:32)
3. 地下室のメロディー
《ネタバレ》 銃の入った箱を背負い、建物の屋根を走り回るアラン・ドロンの姿はこの上なくカッコ良い。観る前はてっきりフィルムノワール感バリバリな現金強奪モノかと思っていたけど、意外にも洒落っ気のある犯罪ドラマでした。見所はやはり後半の金庫を襲撃してからの展開にあるんだろうけど、個人的にはバカンス全開!な前半部分も好き。ラストはちょっとキューブリックの「現金に体を張れ」を思い出したかな、こういう皮肉な終わり方は好きです。8点(2004-06-08 19:13:05)
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