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1. オルカ
多くの方が仰っていますが改めて言おう、これは「ジョーズ」のパクリなんかじゃないと。
「ジョーズ」は鮫から人への一方的な殺戮。そこに理由なんてなかった。鮫はいたってシンプルだ。感情が無く、ただ無差別に襲ってくる。問答無用の殺戮マシーンだ。全く話の通じる相手ではない。だからこそ不気味であった。
しかしこの「オルカ」ではどうか、もともと彼らに人を襲う理由など無かった。しかし、人間の欲望による愚かさが(シャレじゃないよ)彼らを復讐の鬼へと変貌させてしまったのである。一方の人間側も引き下がる訳ではなく無謀にも彼らに挑むのである。そう、この映画における人とシャチは互いに戦う理由があるのである。不毛とも言えるその戦いはもはや意地と意地のぶつかり合いだ。壮絶な戦いの先に待ち受けるものは一体何か。それはもはや誰にもわからないだろう・・・[DVD(吹替)] 7点(2014-07-13 20:23:55)(良:1票) 《改行有》
2. オリバー・ツイスト(2005)
他の方も書かれていましたが、登場人物の心理描写が甘いなぁと思いました。何より主人公のオリバーは運命に翻弄されるばかりで、一体何をしたいのかわからない。実に主体性のないキャラなので、感情移入しずらい。また、オリバーを助ける為に仲間を裏切るナンシーも疑問である。どうして急にオリバーを助けようという考えに至ったのか、その過程が描けてないんですよね。セットなどに金かける前にもっと脚本に力を入れて欲しかったです。[映画館(字幕)] 3点(2006-02-18 22:44:29)
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