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プロフィール |
コメント数 |
1907 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
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1. 昼顔(1967)
女の性をテーマに、淫らな妄想に苛まれる若妻の姿を描いた作品。
一見下世話で終わりそうな内容を、美しい映像と演出で文芸的な色合いを濃く押し出し、フランス映画らしい作品に仕上がってます。
現実なのか夢うつつなのか、心象風景での描写など、全体の雰囲気やストーリーはぼんやりと霧がかかったかのよう。ラストも、ちょっとわかりづらかった。
それでも、カトリーヌ・ドヌーヴの魅力は十分堪能できる作品かと。[DVD(字幕)] 5点(2013-06-09 14:18:51)《改行有》
2. ひまわり(1970)
いわゆるメロドラマ系の作品だが、昼メロのように低俗で軽薄ではなく、
説得力のある状況設定がしっかりと用意されてます。ストーリーはありきたりで単純なれど、
人物のディテールもしっかりと描かれているため、ヒロイン、主人公、サブヒロインに
感情移入がしやすい。ヒロインの義母だけは、存在の意味をなしていないのが惜しいくらい。
反戦のメッセージをさりげなく織り込みつつ、風景描写で映し出される「ひまわり」で、
本作のテーマを表現したセンスのある演出。日本人好みの哀愁感たっぷりな音楽もいい。
総体的に完成度の高い作品だが、シナリオ、演出、音楽が特出している名画。[DVD(字幕)] 8点(2012-09-02 13:58:35)《改行有》
3. ヒッチハイク(1976)
タイトル通り、ヒッチハイクを題材にしたサスペンス。
奥さん役の人、どこかで見たことがあると思ったら、「O嬢の物語」に出ていた人らしい。
この若奥さんはとてもセクシーだし、設定も決して悪くはないんだけどね。
ヒッチハイカーはキャラが今イチで、ラストもヒネリがなく、あまりにもありきたりの展開。
逆のパターンにした方がまだ良かったのに・・・。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-12 22:10:19)《改行有》
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