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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. フェリーニのアマルコルド 冒頭、延々と続く火祭り(?)のシークエンスはなかなか期待させましたが、その後は、思いつきで設定しただけのようなシーンが継ぎ接ぎで最後まで続いていくだけでした。[DVD(字幕)] 3点(2021-03-01 00:44:06) 2. ブルジョワジーの秘かな愉しみ 《ネタバレ》 各シーンの顛末とか次のシーンへの流れ方なんかは、ことごとく予想を外してくるんだけど、なぜか最後まであるようなないような一本の筋でつながっているという、何とも困った作品。終盤の○オチ連発も、何か技巧に走りすぎていて鼻白む気がしないでもないが、そんなことも制作者の想定内なのだろう。こんなアホな人物たちの現実なんてどうでもいい、というシニカルな視線すら感じられる。[DVD(字幕)] 6点(2021-02-28 18:27:58) 3. フレンチアルプスで起きたこと 《ネタバレ》 そりゃ、こんなネチネチした底意地の悪い奥さんだったら、かりにあの雪崩の一件がなかったとしても、いつか夫婦関係は崩壊したでしょう、と思ってしまいます。なので、せっかくの設定と内容が絡んでいないのです。もっとも、最後はすべてが吹っ切れた大泣き一発で何となく解決してしまう、というのは痛快でした。それと、定点長回しを多用したカメラが印象的でした。[DVD(字幕)] 6点(2017-10-20 02:09:40) 4. ふたりのトスカーナ 《ネタバレ》 雰囲気は悪くないのですが、描写が細切れであっちこっちに飛ぶような感じなので、ラストの展開にも唐突感を感じてしまう。首吊り未遂(?)の発見のシーンに+1点。私はラストよりもむしろこっちの方が、生活上の生々しさがあって哀しく感じた。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-31 19:34:40) 5. ブラザー・サン シスター・ムーン 《ネタバレ》 最初の15分くらいは何の話なのかさっぱり分からなかったし、途中でも眠くなるところは数か所あるのだが、やはり、内なる真理に目覚めて冨を捨て去り野に出て行くシークエンスの緊張感、そしてラストの謁見の場面の力強さは強烈。こういうところでポイントをしっかり押さえられると低い点はつけられない。映像も美しいです。[DVD(字幕)] 6点(2007-05-25 02:42:38)(良:1票)
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