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プロフィール |
コメント数 |
185 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
フツ~の映画好きのおっさんです。戦争映画が割と好き。でも、アクション物からロマコメまでなんでも見ます。 |
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1. ホテル・ルワンダ
確かに猛烈に重い…。昔見たオリバー・ストーンの「サルバドル」を思い出した。低予算らしいけど、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックスやジャン・レノら主役以外にもいい俳優が結構出ていて、安っぽさもない。劇中、報道カメラマン役のホアキンが女性2人に聞く。「あなたは何族?」確かにそうだ。私の目から見てもどっちが何族だか分からない。あんな不毛そうなアフリカの土地を何十年にもわたって100万人だかも殺し合いながら奪い合う意味がさっぱり分からない。だが、海外に行くと、私も「中国人か?」とか「韓国人か?」とか、あるいは「日本人か?」と聞かれる。欧米人には区別など無理だろう。そりゃそうだ。でも、私たちも何百年もいがみ合っている。つくづく人とは複雑な生き物だ。イラクじゃ私たちから見たら同じにしか見えない顔をした人々が今現在、宗教ではなく「宗派」の違いでリアルタイムで殺し合いを演じている。何だか救いようのない気分になる。この映画、日本で公開されるまでに署名活動なんかがあったそうで。映画見た後でネットで知った。郊外のミニシアターは満席に次ぐ満席。久しぶりに「映画を見た」という満足感を感じた。映画を見せてくれた人に感謝。この映画を見たいと思った人が大勢いることに少しほっとした気持ちになった。[映画館(字幕)] 8点(2006-02-28 21:37:22)(良:1票)
2. 炎の戦線エル・アラメイン
「プライベート・ライアン」あたりでリアルな戦闘シーンに慣らされてしまった目には全体に地味に映るけど、戦争の不毛さがちゃんと伝わってきました。最後の別れの場面はなかなか良かったです。前に太平洋戦争に従軍した日本兵の手記か何かで読んだ記憶があるんですが、実際の戦争とは「穴を掘って、メシを食い、敵を待って、移動して翌日また穴を掘って…」の繰り返しなんだそうです。この映画にはたった一人で何人も敵をなぎ倒すスーパー兵士も出てこない。そういう意味でリアリティは十分にあるのかもしれませんね。7点(2004-07-25 19:44:20)
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