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プロフィール |
コメント数 |
2526 |
性別 |
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http://coco.to/author/aniyan_otakoji |
自己紹介 |
レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。 映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。 これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。. |
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1. 道(1954)
《ネタバレ》 ジェルソミーナの表情がとても豊かで魅力的で、それだけで映画に流れる感情のゆらぎ、人生という道程での喜怒哀楽が伝わってきて、だからこそラストの切なさが沁みてきます。ひととき同じ道を行くザンパノとジェルソミーナ。他の道を歩めなかった、だけどそこにも幸せを見つけていた筈のジェルソミーナの悲しさ、その都度その都度、無自覚に道を外れ、遂には何もかも失ってしまうザンパノの弱さ。海が世界に境界を作り、そして海は命が生まれ、帰る場所。海に始まり海で終わるこの映画は、ザンパノの終点を示唆しているようで、この物語に相応しくも胸を締め付けられるような幕。祭りの道行く人の列、たびたびジェルソミーナの周囲に散りばめられる子供達、サーカスのテント、人々の言葉。全編に渡って示唆に富んだ映画でした。[DVD(字幕)] 9点(2009-04-02 17:08:30)
2. ミクロコスモス
「がんばれ~、フンコロガシ!」と、フンコロガシを応援できる、世界で唯一の映画だと思います、多分。羽化する蚊の姿は、まるで妖精のよう。人間とは別の世界で生きる、虫たちの、ただ当たり前の姿。そこに「下等」などという価値観が入り込む余地はありません。まー、もっとも映画を見ている間、上映時間の半分くらいは鳥肌立ち続けでしたけどねぇ(イモムシ関係は特にねぇ・・・)。[映画館(字幕)] 7点(2003-11-23 20:41:27)(笑:1票)
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