みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 湖のランスロ 《ネタバレ》 現代劇が主流のロベール・ブレッソンが、騎士道末期の時代を描いた、言わば異色作。 ブレッソンは現代劇にこそ、その真価を発揮すると個人的には思っているだけに、やや不安をおぼえながらの鑑賞だった。 騎士道という独特の世界を描いているので、ブレッソンらしさは多少薄くはなっているものの、その映像からくる静寂感と荘厳な感じは健在。 話は正直分かりづらく、入り込みにくい。 しかし、ブレッソンはそれを彼独自の映像感覚と映像的静寂感をもって見事に料理している。 それでも尚、ブレッソンはやはり現代劇に向いた監督だと私は思う。 ブレッソンが永らく映画化を望んでいた題材らしいが、観ているこちらはやや置いてきぼりにされる感は否めないところ。 ブレッソンの有名作品に比べると、本作は一段落ちると感じる。 それでも、ブレッソンが好きな人には、どうしても観てもらいたい作品であり、又、観るべき一本である。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-07 01:17:29)《改行有》 2. ミラノの奇蹟 《ネタバレ》 最後はほうきに乗って大円団、、トトホ、いやちがった、トホホ。 トトとやらが、妙に老けてて、まるでとっつぁん坊やだ。 暗くなる話じゃないからいいんだけど、ファンタジーが苦手なもんで。[インターネット(字幕)] 5点(2024-05-14 22:29:14)《改行有》 3. 魅せられて(1996) 《ネタバレ》 さすがに出てくる男どもが、若い女の子に飢えすぎ。 結局、奥手の男の子がこの女の子をものにしてハッピーエンド(?)なのだが、世の中そんなに甘くはないぞ!と言いたい。 奥手な男は美味しい思いが出来ないのが世の常。 調子の良い、口がうまいだけの男が良い思いをする世の中、その点でリアリティが欠如している。 そして、この女の子はむやみに露出し過ぎだ![インターネット(字幕)] 5点(2022-09-07 05:15:37)《改行有》 4. 道(1954) 素晴らしい作品だが、ジュリエッタ・マシーナが肌に合わず。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-03 16:05:44) 5. ミュリエル アラン・レネの描く、透き通った世界は独特。 極めて美しいが、極めて退屈な内容。[DVD(字幕)] 4点(2007-10-11 09:31:14)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS