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プロフィール |
コメント数 |
2102 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、 悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、 笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。
2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。 この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。 管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。 これからもよろしくお願いいたします。 2018.11.19 |
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1. 夕陽のギャングたち
《ネタバレ》 時は文化大革命の真っ只中。毛沢東の言葉の引用から始まる本作、
そのストーリーのベースにあるのはやはり「革命」。
元IRAの活動家で、その首に賞金を懸けられアイルランドからメキシコに流れ着いてきた男と、メキシコの山賊のお頭。
確信的に行動をとる革命家と、彼にそそのかされるまま革命に身を投じることになる山賊。
レオーネの西部劇としては異色のテーマを持った作品ですが、
レオーネが好んだむさ苦しく脂ぎった男たちの顔のクローズアップ、頻繁に挿入されるフラッシュバック、
大きな出来事が起こる前にこれでもかとゆったりとした間を取る時間の使い方など
本作も2時間半越えの作品でレオーネらしい作品の質感、距離感、時間がある作品です。
やはりレオーネの西部劇特有のこうした間の取り方やこってり感はいい。
”ション、ション、ション♪”のテーマ曲が耳に残るモリコーネの音楽も相変わらずいい。
やがて訪れる悲劇的な結末。革命家の死と、「俺はどうすりゃいい?」と茫然とする残された男のラストの姿が印象的。
時代に向けたレオーネのメッセージも感じられる結末です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-21 21:52:57)《改行有》
2. 夕陽のガンマン
巨匠レオーネとモリコーネに、リー・ヴァン・クリーフとイーストウッド。
皆がこれだけ見事な仕事をすれば面白い映画になるに決まっている。
命を懸けた男たちが繰り広げるガンアクション、そして心理戦。節目節目に挿入される緊張感あふれるシーンの数々に痺れまくりです。
クリーフとイーストウッド、銃を持った2人の所作の1つ1つがたまらなくカッコいい。
特に2人が中盤で対峙するシーン。互いの銃の腕前を披露しあう、その時のハットの使い方!
どちらが勝つかは分かっているのですが、交互に挿入される3人の表情と過去と、小道具と。ラストの決闘まで見ごたえ十分です。
ポンチョをまとったまだ若さを感じさせるイーストウッドと、夕陽に消えゆくラストまでとにかく渋い、スマートな装いのクリーフ。
今に見ても何もかもがカッコいい映画。[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-04-29 21:47:59)《改行有》
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