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181. 大きな鳥と小さな鳥 不条理なドタバタ喜劇。歌劇で過激なキリスト狂劇。 カラスをどう動かしているかにずっと興味をおぼえながら観ていた。 カラスの素敵な動きにプラス1点でこの点数。 “パゾリーニのおホモ達”ニネット・ダヴォリは相変わらずのハイテンション。 ラスト近くの親子の会話で、 父「どうした?」 息子「腸ねん転になった!」 父「何食ったんだ??」 、というのがあるが、これには笑った。翻訳のミスかもしれないけど、「腸ねん転になった!」って、自分で分かるんかい!しかも「何食った??」って。[ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-09 23:15:27)《改行有》 182. 女の都 1980年という晩年の作品だからして、大して期待せずに観始めた。 ところが、これがかなりの「力作」だった。 題名そのまんまに「女の都(世界)」を描いた内容なのだが、主人公と共に、観ているこっちまで旅をしている様な気分にさせられた。 この“映画への引き込まれ度”はかなりのものだ[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-04 10:01:37)《改行有》 183. カサノバ(1976) 《ネタバレ》 「154分」と長めであるのも一役かっているが、それより何より「晩年のフェリーニ色全開」であるところがこの作品の肝。 まず「音楽」が凄い。 「鳥が顔を出す気味の悪いオルゴール」が奏でる音楽は、聞いてるだけで心が乱される。 あと、「主人公が気味の悪い(だけど美しい)等身大の女性人形と“一戦交える”シーン」もかなり体力が奪われる。 絶対好きにはなれないが、「晩年のフェリーニ・ワールドの完成形」とも言ってよい、凄まじい作品である。 「映画の冒頭から“CASANOVA”という文字が出るまでの間」はとにかくかっこよく、しびれまくった。 巻き戻しして、繰り返し観たほどだ。 「“CASANOVA”の文字が浮き上がる瞬間」なんか、ゾクゾクしてしまった。 (こんなことを感じてる人はいないかもしれないが。) でも本編が始まると、「オープニングと本編とのギャップ」にまた別の意味で驚いた。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-04 10:00:31)《改行有》 184. 青春群像 《ネタバレ》 フェリーニが初期の初期に放った「青春映画」の傑作。 個人的には、「一人、汽車で町を出ていく男と、それを駅で見送る少年とのシーン」が最も印象的。 初期(1950年代)フェリーニ作品には、こういった「終盤の印象的な会話シーン」が多く、それはフェリーニにしか演出できないレベルのものだと私は思う。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-04 09:57:26)《改行有》 185. 寄席の脚光 フェリーニの処女作。 「本邦未公開作品」且つ「ビデオが発売されたのも古い」ので、観るのはなかなか難しい本作品。 しかし、“巨匠”のデビュー作だけあってかなりの出来。 この時代の作品って、「歴史的価値がある」とか「映像が芸術的」とか「音楽が素晴らしい」とかの評価は出来ても、「掛け値なしに面白い」作品って、案外少ないと私は感じている。 しかし、この作品は「掛け値なしに面白い」のだ。 そして、他の作品では“常におばさんっぽい”のあのジュリエッタ・マシーナが、本作品ではまだ若く綺麗だったりするのは非常に新鮮味があった。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-04 09:56:54)《改行有》 186. ノスタルジア 蝋燭を持って歩くシーンは確かに素晴らしいのだが・・・ [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-03 16:28:28)《改行有》 187. 映画に愛をこめて/アメリカの夜 有名な割に凡庸な作品。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-03 16:22:27)《改行有》 188. 豚小屋 パゾリーニの世界にジャン・ピエール・レオがうまく溶け込んでない気がした。[ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-03 16:19:07) 189. テオレマ パゾリーニ作品の中には好きなのもあるけど、本作はどうも好きになれなかった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-03 16:18:39)《改行有》 190. デカメロン うーん。。パゾリーニの作る世界は独特だが、合わず。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-03 16:18:14)《改行有》 191. 自転車泥棒 《ネタバレ》 最後のシーンはちょっと切ないが、さすが名作だけあって良い映画でした。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:17:47) 192. 無防備都市 最後の射殺シーンだけは印象的。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-03 16:17:22) 193. ルートヴィヒ(1972) 長すぎる![ビデオ(字幕)] 1点(2007-09-03 16:16:57) 194. ベニスに死す ダーク・ボガードは生理的に合わず。黒い汗が気持ち悪い。 [DVD(字幕)] 4点(2007-09-03 16:16:31)《改行有》 195. 地獄に堕ちた勇者ども ヘルムート・バーガーは怖いくらいに美しい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:16:05)《改行有》 196. 山猫 ヴィスコンティの後期の作品は過度に派手で嫌い。こちらの方が好き。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:15:39) 197. さすらいの二人 ラストの長回しがとにかく印象的。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-03 16:15:13) 198. 情事(1960) 期待してみただけに、肩透かし。ラブシーンはいらない。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-03 16:14:38) 199. 赤い砂漠 最も良かった頃のアントニオーニ風味が、やや色褪せつつも十二分に残った作品。 色使いがとても印象的で、モニカの服の色とか、とても印象に残っている。 『太陽はひとりぼっち』や『夜』には及ばないものの、アントニオーニの描く、愛の不毛と退廃的な雰囲気を感じられるのが良い。 それにしても、劇中でモニカを口説く男。許せない![ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-03 16:14:12)《改行有》 200. ある女の存在証明 アントニオーニ作品の中で一番嫌い。[DVD(字幕)] 3点(2007-09-03 16:13:42)
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