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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  ユリシーズ(1954) 《ネタバレ》 何といっても原作は紀元前の叙事詩!はたしてどんな壮大な世界が!と期待は高まるのですが、意外なほどぱっとしません。前半はやたらと弛緩した緊張感のない場面が続きますし、後半の一つ目巨人やら魔女の登場部分は、ほとんどコントみたいになっています。やはり、原作が吟遊詩人の口伝えの詩であり、もともと詳細は決まっていないことを考えると、よほど制作側にイマジネーションや構築力が必要になってくるのですね。そこが徹底されておらず、画面化するだけで手一杯なので、焦点が定まらずにフワフワした雰囲気のまま終わってしまうのです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-22 01:30:48)

42.  アラン・ドロンのゾロ 《ネタバレ》 単純な正義の味方の勧善懲悪ものなんですから、もっとコンパクトでよかったと思うのですが・・・ゾロの活劇シーンが売りであるのは当然としても、同じようなパターンが何度も繰り返されると、味わいも落ちてくる(馬車内のインチキ一人二役みたいなスパイスがほかにも欲しいところでした)。そして一番の問題は最後の対決シーンであり、あれだけ延々とやられると、かえって実は両方とも弱いのでは?という疑惑まで招いてしまいます。[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-01 00:38:29)

43.  レッド・サン 《ネタバレ》 導入部から中盤くらいまで、いろいろな意味でのミスマッチぶりが凄まじい。しかし、ストーリーは案外破綻せずに進んでいく。これってもしかして意外といい?と思っていたら、本来は触媒程度の存在のはずであるコマンチ団が一気に一大敵対勢力になってしまって、これでそれまでの工夫が全部飛んでしまいました。あと、肝心のクリスティーナが全然いい女に見えないのも問題(マリアの方がよっぽど良いし、ペピータでもクリスティーナよりは上だと思うぞ)。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-12-11 02:03:36)

44.  君の名前で僕を呼んで 全体として各シーンがブツ切れのままつなぎ合わされた感じであり、脈絡とか一本の筋というものに乏しいのです。よって、登場人物の思考や発想も窺えないので、先行きに興味が起こりません。そもそも、各登場人物のキャラ自体、それほど魅力がないような・・・。●ただし、びっくりしたのは、クレジットの最後の献辞にどーんと登場するビル・パクストン先生のお名前です。誰とどういうつながりだったんだろう?[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-12-05 02:58:55)

45.  アレクサンダー大王 いや、まあ、とにかく長かった・・・。しかも、アンゲロプロス監督の場合、名もなき市井の人に何かを仮託したり象徴させたり、その上でその情念を炸裂させたりするところに妙味があり、だからこそ仰々しく重々しいカメラワークや映像にも意味があったりするのに、最初からそれなりの立場の人だったりすると、もろに面白みに欠けてしまうのです。しかもこの作品の場合、撮り方からして、全員似たような黒マントで、似たような風景での似たようなアクションが繰り返されているので、結局は、長いだけに感じてしまいます。[DVD(字幕)] 3点(2019-11-01 00:52:20)

46.  蜂の旅人 中盤から出てくる少女が、どうみてもアンゲロプロスの作風に合っていないし(ところどころ出てくるロックなミュージックも)、そこから主人公と少女が何がしたかったのかも不明。映像の撮り方自体も、全般的に(この監督には珍しく)チマチマした感じでした。[DVD(字幕)] 4点(2019-09-20 00:28:11)

47.  ユリシーズの瞳 映像の強引な(そしてときには暴力的ですらある)重量感と迫力は、さすがはアンゲロプロス監督なのですが、とにかく全体が観念的で、話としての広がりがなくて・・・どこまで行っても特定の個人(主人公)のフィルターを通したものでしかないため、結局は世界がそこで閉じてしまい、せっかくの映像表現も意味が半減してしまうのです。そのアンバランス状態で3時間近く積み重ねられるため、頭が割れそうになります。[DVD(字幕)] 5点(2019-09-11 00:33:24)

48.  こうのとり、たちずさんで 《ネタバレ》 川越しの結婚式のシーンをはじめ、重量感とインパクトのある(ありすぎる)ショットはいくつもある。しかし、よく分からないのは、何で主人公をわざわざレポーターに設定して、その視点からの作品にしてしまったのかということ(この監督にはほかにも同じ手法はあるが)。しかもその上で、主人公が特に何がしたいわけでもなくああだこうだうろうろしているだけなので、結局はせっかくの作品世界が収縮してしまっている。[DVD(字幕)] 5点(2019-09-09 03:13:46)

49.  ああ結婚 《ネタバレ》 ソフィア・ローレンの表情七変化と表現力を鑑賞するだけで十分楽しめる作品。それぞれの回想で背景を明らかにし、かつ視点もはっきりさせるという構成も気が利いています。ただし、ラストのあの展開はいかにも唐突で、中盤以降は男性側が頭悪くて情けないだけの存在になってしまっていたので、あのように持っていくのであれば、その奥にある人情の機微をもう少し描写してほしかった。それと、一途に尽くしてきたアルフレードには、何か報いが欲しかったのですが・・・。[DVD(字幕)] 7点(2019-08-26 03:24:18)

50.  モラン神父 じわじわとした会話の積み重ねは、実に品があって心地良い。前半は周りにあれこれと人がいたのが、いつの間にかいなくなっているという集約の構成も巧妙。ただ、その後に何か変化があるかというと特にあるわけではないので、結局は最初と同じ状態のまま終わってしまったという感も拭えないのだが。[DVD(字幕)] 6点(2019-07-23 01:09:26)

51.  五人の軍隊 《ネタバレ》 どう見てもB級感満載のマカロニ・ウエスタンであり、しかも5人の一角をなぜか丹波哲郎御大が占めていて、役名が「サムライ」の上にそもそも制作者はサムライとナイフ投げの区別もついていなくて、さらにその御大が唯一のモテ役(!)と、導入部では一方的に笑いがこみ上げてくるのです。どれだけこの後B級ぶりが炸裂するのかという期待すらさせます。ところがところが、その後は、それがいつの間にか払拭されるほど面白いのです。さあこれから現地へ、というところで突然あっさり敵の手に落ちる意表の展開。無言と無音を徹底して進行する車両制圧のスリル。対象の一両だけをそのまま除外する、という手品のような手口の美しさ。そして、あの全部をどうでもよくするような(しかし異様な説得力がある)大団円のオチ!いや、内容は堂々たるA級作品でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-19 23:42:47)

52.  グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 《ネタバレ》 素材としてこの伝説の人物に挑んだ意気は良いんだけど、構築の部分がまったくついていっていないというか・・・ニコール・キッドマンもティム・ロスも、公国の大公や大公妃の威厳や気品を纏うにまでは至っておらず、これではその辺の貴族のカップルと変わりがない。描写の方も、途中からは完全にB級サスペンスのノリになってしまっていて、これはむしろモナコ公国に対して失礼なのではないだろうかと思ってしまう。素材の特殊性に助けられて、一応最後まで興味をつなぐ水準にはなっていますが・・・。その辺の停滞感に風穴を空けているのは、時空をねじ曲げんばかりに割り込んでくるヒッチの存在。彼が絡んで衝突を感じさせるシーンのみ、緊張感が漂っている。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-06-12 00:23:13)

53.  地獄のバスターズ 《ネタバレ》 そうか、この作品は、イングロリアスの元ネタってだけではなくて、タラちゃんのいろんな作品の源流にすらなっているんですね。手際よくあっという間に登場人物が揃う冒頭の流れ、よく分からない設定なんだけどやたら説得力と存在感はある各キャラクター、それが衝突も破綻もせずに奇跡のようなバランスを保っている処理の仕方、最初はアホっぽかった集団がだんだんシリアスになっていく流れ、といったところは、どの作品にも影響が見られます。それとこのラスト、唯一サイコ系で危なかった彼だけがちゃっかり生き残り、しかも適当に口説いていた美女とめでたしめでたし、というのも凄い。[DVD(字幕)] 6点(2019-05-20 01:36:14)

54.  暁の用心棒 《ネタバレ》 これはまた何ともつまらなかった・・・。主人公の動きも筋の流れも役者の芝居もものすごく適当で、一丁上がりで作ってしまった感満載です。最後のガトリング銃なんかは何とか盛り上げようとした形跡が窺えますが、それを使う必然性がないので、意味がありません。[CS・衛星(字幕)] 2点(2019-02-18 21:59:39)

55.  さすらいの一匹狼 《ネタバレ》 最初のところで、意味ありげにスコープを覗くだけ覗いてニヤニヤしているだけという、この主人公のアクションがまったく格好良くないのです。で、結局そのまま最後まで行ってしまいました。大体、肝心の銀行家連中も、特に頑張って守らなければいけないように見えないし、まして子供を人質にして敵を脅すだなどというのは、もう何というか。皮肉と回帰を込めたラストに3点。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-02-10 23:15:09)

56.  リンゴ・キッド 《ネタバレ》 賞金稼ぎの主人公が、序盤で、対象の一味を殲滅するも、賞金がかかっていない一番若い末弟をあえて逃す。何とも意味ありげな導入で、不気味な映像の迫力も加わって、期待を高めさせます。ですが、その後が意外なほど広がらない。やたらストイックな保安官も絡んでくるのですが、これも主人公や敵とあまり響き合っておらず、あまり機能していない。やはり、敵役の末弟が、戦闘力ではなくて悪辣な頭脳ばかりで勝負するという設定なのがまずかったのでしょう。話が進めば進むほど妙な陰鬱感が垂れ込めてきて、脅迫によって町人が退去していく光景など、ウエスタンでそんなものは見たくなかったという気さえしてきます。[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-02-05 22:56:10)

57.  皆殺し無頼 《ネタバレ》 遺産や遺言がどうのこうのというのがベースにあるからか、どうも全体的に、ウエスタンらしからぬネチネチした雰囲気が充満してるんですよね・・・。クライマックスの銃撃戦も、あんないい舞台を用意していながら、敵がただ突っ込んでくるだけで知能戦が感じられないので、意味半減。ラストの水筒ネタに3点。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-02-04 01:55:33)

58.  わが青春のフロレンス 《ネタバレ》 よく見ると、かなり目まぐるしい展開をぎゅうぎゅうに押し込んでいるのだが(特に前半)、慌ただしさや薄さを感じさせないのは、閉塞した息苦しいトーンで全体をきちんと統一しているから。壁や高い構造物を随所でフレームに取り入れ、視界を遮るような撮り方をしているのも、その作品の色彩に貢献している。また、割と節操のない主人公の恋愛問題(妻を徹夜で働かせて隣家の人妻と浮気だなんて、ほとんど悪質ヒモ状態だ・・・)なんかも入れ込みつつも、先の見えない労働争議運動という底流を大事にしてそこから離れていないので、作品が一本の筋と確かな一体性を確保している。また、求婚されても冷静沈着に対応し、結婚後の修羅場も取り乱さず乗り切るエルシリアのキャラクターは、今見ても斬新だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-14 02:52:49)

59.  暗黒街のふたり 《ネタバレ》 ああもう嫌いなんですよ、こういう話。主人公側は主人公側でとにかくノーガードというか、先々のことを考えていない上に危機察知意識も薄いし、逆に突っ込みどころ満載の捜査手続や裁判手続のいい加減さも言わずもがな。大体、ラストがそうなるのは冒頭で堂々と宣言されてるし。その上で、映像とか役者の演技には妙に力があったり、台詞も最低限にきちんと刈り込まれていたりして、つい見入ってしまう質があるのにも腹が立つ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-12 01:16:22)

60.  太陽はひとりぼっち どこまでもめんどくさい主人公のウダウダを延々と見せられるだけの作品。むしろ、冒頭の婚約者との未練たらしい別れのところで、ドラマとしては終わっていました。[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-10-07 00:43:35)

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