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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1070
性別 男性
ホームページ http://vvolf.exblog.jp/5301623
年齢 22歳
自己紹介     <2016年03月03日21時58分JST版>68

1) レビューに関して:
☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。
☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。

2) 観る・観ない映画のジャンル:
好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。

3) ひとこと:(2016-03-03)
星戦争は好いぞ!

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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  ウンベルトD 《ネタバレ》 <ストーリー> ユーロコミュニズムの隆盛はまだ数年後のことであるが、年金値上げを求めるデモ隊の中にウンベルト(カルロ・バティスティ)はいた。永年勤めた公務員を首になり、その年金だけでは生活が苦しく、今もまさに家賃滞納で部屋を追い出されようとしていた。もとが手に職を持っているわけでもなく、70過ぎの老人には退職後の仕事も何もない。唯一の記念品である金時計を売ろうとするが、友人連中を回っても、相手にしてもらえない。飼い犬のフランクや、数少ない顔見知りの女性マリアと無頼を慰め合うのがせめてもの救いだが、彼女も妊娠した挙げ句男に捨てられた身の上である。家賃の取り立てをせまる業突張りの大家は、彼が体調を壊して慈善病院に入院したのをいいことに、勝手に部屋を改造し、愛犬を追い出していた。鬼気迫る表情で大家に迫り、犬を探し回るウンベルト。ようやく探し当てたフランクを抱きしめ、今後のことに思いをはせる彼。職もなく住処も追い出された老人は、物乞いをしてみることを考えるが、妙なプライドがあってそれを許せない。仕方なく愛犬フランクが芸をしてみせるのだが、金にはならない。そして、いよいよ意を決した彼は、鉄道の線路に立ち自殺を図ろうとする。しかし、愛犬が彼の腕から逃げ出し一命を取り留める。そして・・・。 <感想>なんとも暗い雰囲気の映画ですが、半世紀以上経った今、非常に現実的な内容を持った傑作だと思います。主人公のカルロ・バティスティは本物の大学教授だった素人で、演技の経験はないはずなのですが、ウンベルトを熱演しています。また犬のフランクがとっても可愛い。後半、追い出されたウンベルトの足元で芸を魅せる健気な姿には、思わず涙を禁じ得ません。年金問題が日本でも議論され、誰もが将来に漠然とした不安を持っています。女性が強くなったとは言え、マリアのように妊娠して捨てられれば困ってしまうのは事実でしょう。孤独な老人が自殺を考えるというのも、あんな状態になったらわからないでもありません。50年以上前にこんなに鋭い問題提起をした映画があったことは凄いことだと思います。今だからこそ、観るべき作品なのではないでしょうか。9点(2003-12-13 09:10:08)(良:1票)

2.  荒野の用心棒 黒澤の「用心棒」と甲乙付けがたい傑作です。イーストウッドがほんとうに格好いいです。敵役のすごみという点ではこちらの方が「用心棒」よりも上かもしれません。仲代さんも不気味でしたがね。バック・トゥ・ザ・フューチャーでパロディになる鉄板も、いい演出でしたね。あのポンチョ、ホントに欲しかったです。9点(2002-08-18 08:07:27)

3.  海の上のピアニスト 実際に弾いていないのに、なめらかに鍵盤を操っているように見える抜群の演技でしたね。これでティム・ロスのファンになりました。相棒のトランペッターの目が小刻みに震えていたのは演技ですか?あれは船上生活が長い人間が陸に上がったことを意識させるためのもの?もしそうだとしたら凄い目の演技です。ラストシーンは「サイレント・ランニング」のエンディングとダブるんですが、両方御覧になった方いかがですか?個人的に好きなシーンは、移民の少女の父親と語りながらティム・ロスがピアノを弾くシーンです。何か心が和みました。それと未来への希望を与えてくれました。いい映画です。 <2003年12月23日点数変更>9点(2002-04-30 20:26:59)

4.  ミラノの奇蹟 《ネタバレ》 人間性を風刺したファンタジーです。主人公がキャベツ畑に捨てられていたというのは、コウノトリが運んで来たというのと同じような意味合いのことだと思うのですが、その主人公トト(フランチェスコ・ゴリザーノ)は、お婆さん(エマ・グラマティカ)に育てられ、とっても素直で善良な青年に育つんですね。で、彼らはジプシーのような貧乏暮らしをしているんですが、あるときそのバラックを建てている土地から石油がわくんです。で、その土地の本来の地主が彼らを追い出そうとするんですね。このとき既にロロッタ婆さんは死んでいるんですが、彼女が現れてトトに奇蹟をさずけるんです。そのおかげで、彼らの平和は守られるんですが、それで終わらないのがこの映画の凄いところです。普通は善良で素朴な青年のおかげでハッピーエンドっていうパターンを想像しがちですが、どうなってしまうのかは、ぜひご覧になってください。モノクロで特撮技術も今の目から観れば未熟に感じるでしょうが、完成度の高さといい、ストーリーのひねりといい、なかなかの傑作だと思います。主人公のトトが自転車に乗って空を飛ぶシーンがお気に入りです。「E.T.」はこれをパクッたんじゃないでしょうか? <2004年1月23日修正>ここで「自転車」と書いてますが、とんでもない間違いです(汗)。ミラノ大聖堂前の広場で、掃除をしている人達の「ほうき」にまたがって飛ぶんです。ただ、E.T.と同じように追われている立場で逃げるのですから、こっちが早い分、真似されたと考えても不自然ではないのでは?8点(2003-12-08 02:48:09)(良:1票)

5.  ダンケルク(1964) ジャン・ポール・ベルモンドのフランス兵とカトリーヌ・スパーク演じるフランス少女との淡い恋と、戦争の悲惨さを描いた佳作だと思います。ドイツ軍のまいた毒ガスが広がってフランス兵士がやられていくさまは壮絶なモノがあります。ラストの空撮の絵で、延々と映し出される海岸シーンがとても印象的だと思います。8点(2003-12-07 12:59:30)

6.  バラキ 実話が元になっている重い作品ですね。”コーザ・ノストラ”というマフィアの組織から、裏切ったとして命を狙われる囚人バラキが、自分を助けることと引き替えにアメリカ政府に協力するわけですが、そこでは売名行為にしか興味のない政府高官たちがいて、けっきょくバラキはどちらの組織からも利用されてしまう。彼にとっての命の自由とは、独房の中で生き続けること。これは悲しい男の物語です。8点(2003-12-03 08:36:35)

7.  夕陽のガンマン リー・バン・クリーフの髭が格好いいですね。こういうマカロニウェスタンの敵役としては打ってつけの役者だと思います。テレビ放送の日本語吹き替えで観ても楽しめます。故山田康夫さんの「俺、名無し」とかいう台詞が楽しいな。モリコーネの音楽も最高!8点(2003-11-30 16:32:55)

8.  サン★ロレンツォの夜 ”イタリアの笠智衆”と私が勝手に呼んでいるオメロ・アントヌッティがいい味を出しています。物語は1943年のイタリア。シチリアに上陸した連合軍がローマを目指しつつ北上しているときです。ナチスドイツ軍の手から逃れた農民達が、アメリカ軍に助けを求めるという話です。村が焼き討ちされたり、パルチザンの処刑があったりと、話はかなり残虐悲惨な面もありますが、少女と”笠智衆”の演技により、なぜかおとぎ話のような印象を与える作品です。「お星様に願いをするとかなう」というエピソードがジーンときます。8点(2003-11-21 16:39:26)

9.  狼の挽歌 ブロンソンはこういう寡黙な殺し屋の役が似合いますね。ジルを殺すシーンは演出も最高です。でも殺しちゃうの、やっぱりもったいないね。そういう気持ちを思わせるのは映画の演出の成功かな。8点(2003-11-19 21:18:54)

10.  ニュー・シネマ・パラダイス みんなで映画を観て一緒に騒ぐことって、今の日本の映画館じゃありえないですよね。それが日常的に行われていた時代ってうらやましい感じがします。音楽も素晴らしいですね。8点(2003-11-19 06:26:05)

11.  薔薇の名前 《ネタバレ》 ショーン・コネリー自身は、撮影の最中、「寒くてこんな映画二度と出るか!」という風に嫌っていたそうですが、そんなことは微塵も感じられない好演をしています。原作が大部の難解な作品ですから、それを短くまとめるためには、何か象徴的な出来事を作らねばならないわけですし、また、複雑な背景を置かずに勧善懲悪的に作るために、異端審問官と院長を悪役に据えることになったのでしょう。これによりストーリーは単純化されましたが、アリストテレスの詩編の解釈については、物足りなさが残る結果になってしまいました。もちろん、それによって映画的な面白さが失われたわけではなく、中世ミステリーとして充分に楽しめる作品になっています。異端に対する扱いや、中世の図書館の位置づけ(見せるためではなく保存するためという)、薬学の知識など興味深いし、セットで作られた塔が焼け落ちるシーンは迫力もあります。ことば遊びも凝っていて、ショーン・コネリーの役はバスカビルのウィリアムという名前は「バスカビルの魔犬」を連想させ、なぞ解きをする立場からシャーロック・ホームズを彷彿とさせます。また、弟子のアトソはワトソンですね。こういう細かい遊びも嬉しいです。8点(2003-11-19 04:50:25)(良:2票)

12.  セルピコ 真面目に不正に向き合い、自我を押し通した男の悲劇が描かれた秀作です。まだ若いアル・パチーノが正義感あふれる警官を熱演しています(ちょっと変わり者だけれどね(微笑))。飼い犬と一緒の時が唯一くつろげる時間というのも何か寂しいですね。今の日本のように、政治組織や社会風潮のおかしくなった世の中を、もう一度見つめ直すためにこの映画と向き合うのも好いかもしれませんね。8点(2003-11-17 10:07:54)

13.  ひまわり(1970) 第二次世界大戦の東部戦線にはドイツ軍だけでなくイタリア軍、コサックの部隊、ナチス支配下の東欧諸国の国々など、さまざまな国がかり出され、その結果、本作のような悲劇が数多く生まれたのでしょうね。マストロヤンニ演じるイタリア兵士の気持ちもわかるし、夫をさがして旅に出るソフィア・ローレンの気持ちも痛いほどわかるだけに、あのような結末が待っていることは悲しいことですね。でも、私だったらあのロシア女性の方に惚れてしまうかな。8点(2003-11-17 09:13:39)

14.  ラストエンペラー ジョン・ローンがやっぱり格好いいです。実際の溥儀は「火龍 ザ・ラストエンペラー」などに描かれているような感じなんでしょうが、本作では格好良すぎです。家庭教師役のピーター・オトゥールがいい味を出しているし、坂本龍一もなかなか面白い役柄ですが、本作はやはり終始ジョン・ローンでしょうか(笑)。ラストの紫禁城のシーンでのコオロギのエピソードは印象的ですね。8点(2003-11-17 00:47:09)

15.  ダーク・ブルー 《ネタバレ》 ヨーロッパのメジャーな国(英独仏伊)などに隠れてしまった国の第二次世界大戦モノというのは、なかなか観ることのないモノなので、それだけに何が描かれているかが重要だと思います。本作はチェコの空軍兵士が、国がナチスドイツに併合されたためにイギリスに亡命してドイツ軍と戦うというストーリーなわけですが、よそ者として亡命先でもなかなか受け入れられないシーンや、話の前後として挿入される、戦後の強制収容所での迫害など、なかなか語られなかったことが描かれているのは素晴らしいと思います。不倫話は余計なエピソードという気が(私は)しますが、行方不明だった夫が車椅子で海軍の制服を着ているシーンでは、思わずニヤリとしてしまいました(ロイヤル・ネイビーの伝統だね)。空中戦のシーンは、ビデオで観たので、スピットファイヤー以外はよくわからず、特にドイツ軍のメッサーやフォッケは形状やペインティングがあまりわからず残念です。マニアの人にはわかったのでしょうか? 映画としては、バトル・オブ・ブリテンの日常生活と戦後の強制収容所とが交互に出てくるので、その辺を(見る側が)どう乗り切るかがポイントだと思います。個人的に印象に残ったのは、主人公が飼っていた犬に、二度に渡って帰れと追い払うシーンですね。とくに、生きて帰って出会えた二度目の出会いのあと、元恋人の子供の元に犬を残す優しさには泣けます。 8点(2003-11-17 00:31:11)

16.  イル・ポスティーノ いいですねえ。とても素敵な作品です。後半で、マリオがパブロのために、"蓄音機"でいろいろな音を録音して回るシーンが印象的です。こういう出会いっていいですよね。寂れた漁村が素敵に見えてくるから不思議です。なんとなく「ニュー・シネマ・パラダイス」を連想させるような作品です。ときにはこういう作品でホッとするのもいいのではないでしょうか。とにかくじんわりと感動が押し寄せてくる作品でした。何度も見返したいなあ。8点(2002-11-11 22:21:51)

17.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 エイリアン的な「ジェイソンX」も私には面白かったが、本作はそれとは違う古典的な手法で、ふたりのヒールを堪能させる映画だ。金髪のヒロインは、キャーキャー叫びながら最後には拝一刀と化すし(笑)、おしゃべりフレディの技巧派と、寡黙ジェイソンのパワーを楽しめるし、なかなか面白い脚本であった。その割には、警察と病院の陰謀が底の浅いものであったりしたのはちょっと残念だけどね(その辺の奥行きがあったら8点献上だったのに惜しい)。体格差を考えると、ミル・マスカラスvsアンドレ・ザ・ジャイアントといった感覚だが、後半の水辺の格闘を見ていて、なぜか私は懐かしいプロレスのカード、ジャンボ鶴田vsブルーザー・ブロディの死闘をふと想い出した。今は亡きふたりの冥福を祈る。 余談ながら、湖から出てくる奴の右手がかぎ爪になっているって期待した人いませんか?(私と彼女はそうだった(笑))7点(2004-08-07 00:47:46)

18.  ニキータ アンヌ・パルローが、ホントは気が弱いんだけどつっぱている女殺し屋を好演していますね。ジャンヌ・モローが出てくるだけで場面が引き締まるのは貫禄ですかね。7点(2003-12-02 10:24:26)

19.  勝利への脱出 《ネタバレ》 「大脱走」と「ロンゲストヤード」を足して2で割ったものでしょう。当時の一流サッカー選手が技を見せるシーンは楽しかったですね。どうせなら勝ってから脱出すれば好かったのにと思うのは私だけ?7点(2003-12-02 01:25:07)

20.  ル・ジタン ジプシーというのは日本ではあまり具体的なイメージがわいてきませんが(タローカード、フラメンコなどくらい?)、ヨーロッパでは広く一般的にイメージがあるんでしょうね。日本でいったら部落差別みたいなモノかな? で、本作はそれを背景にした、ドロン演じるジプシーの犯罪者と、それを追う刑事のドラマが描かれています。ドロンのひげが妙に印象に残っていますが、やっぱりひげのない方がいいね。7点(2003-11-29 14:24:08)

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