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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  狩人と犬、最後の旅 究極のアウトドア:狩人。主人公にほんまもんを起用し、作りすぎずに自然を描いております。大感動や大衝撃などはないのですが、ネオドキュメント的な誠実さを感じます。かって「王貞治物語」を王選手が演じたごとくリアルだ。DVDを買って、じっくり自然に接するように鑑賞したい映画でした。どうせ苦労するなら自然の摂理での中の方がいいなと思いつつ、映画館や東京新名所が大好きという甘っちょろい考えの私にはピッタリの疑似体験映画でした。あぁ・・小屋に住みたい。[映画館(字幕)] 7点(2007-01-15 16:49:21)

2.  隠された記憶 「衝撃のラスト」をやたら強調する宣伝コピーが多かったのですが、評価持ち上げすぎという感じです。意外なつながりが、伏線や深謀を感じるところがなく心が乗らなかった。この位のサスペンスでは、昨今の映画ファンは驚かないでしょう。 [映画館(字幕)] 5点(2006-05-23 20:13:36)《改行有》

3.  マレーナ 《ネタバレ》 ミルクの香りがするマレーナでした。モリコーネ大先生の切ない音楽とマレーナの悲しい人生がよく重なり合う。リンチの先頭に立つあんなオバサンは世間にもいるね。布団叩いたりしちゃうような..まぁ、醜い。ひたすら追いかけて、うろうろそわそわストークするしか術のない主人公。もう少し展開があっても良かったと思うのです。マレーナが少年の母親に箱を預け、それを何年か後に開けるとあふれんばかりの下着だった・・そこで大音楽。なんて「ニューシネマ」的なオチが欲しい。失礼。[DVD(字幕)] 6点(2006-03-06 16:21:46)(笑:1票)

4.  フレディVSジェイソン このお二人は不死身なのでありましょう?そのお二人が命を懸けた戦いをなさっていても特別な心の高揚を感じることは出来ませぬ。不死身のものが命を懸けるとは、ややこしや、はあ、ややこしや。前半はホラー古典様式の謎もトリックもない連続殺人でございます。マニアの方には心に震えるものがあるのでしょうか。5点というところでござる。5点(2004-10-08 01:38:51)

5.  レッド・サン 西部劇にテレンスヤングの繊細さが上手く溶け込んだ映画でした。主題曲といい、三人の個性を生かしたプロットといい、しなやかさや優しさを感じる西部劇だ。三船ファンの父に連れていかれて見たのですが、三船の表情が外国のスターに媚を売っていないところがなんとなく頼もしかった。当時にしては、変な日本人像を極力なくした感じ。現場で三船が、「日本人はそんな事しねェ!」と戦っていたのか。7点(2004-09-17 01:37:13)

6.  ギャング・オブ・ニューヨーク ウロウロしていてなかなか決着しない映画でした。前半は仇の懐に入っているのに、 仲間に情報を流すわけでもなく仕留めるタイミングを見計らっているわけでもなくウロウロ。後半は近くにぶらぶらしている敵に手を出さず、かといって作戦を練っているわけでもなくウロウロ。最後は、今までなんだったのよというくらいのほとんど他力の終結。ふりと決めが欲しかった。日本から見たらうらやましいかぎりのセットと人員を見せられたので惜しかった。6点(2004-01-28 10:42:03)

7.  ラストエンペラー 中国史勉強のきっかけにもなり、一人の人間の生き様の勉強にもなる映画。庭師になったあの人を淋しく感じない。中国の歴史の重みと欧米の作り手の軽快さがうまく絡みあっていた。ストーリーと坂本龍一の音楽に同じうねりを感じた。 8点(2003-10-01 10:21:36)

8.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 他のホラー映画と比べると登場人物の表情や行動がやけに落ち着いていていい。ギャ!~ワ~!だけではなく、人間の生が終わる事の切なさも感じさせる。ショッピングモールで物欲を満たし突っ走っていくちょっと羨ましい爽快感もあります。1回はやってみたいですものね。7点(2003-09-22 15:40:33)

9.  太陽がいっぱい サスペンスロマンのお手本。いい脚本and音楽and映像。ラストの解決は秀逸。ダブル太陽ではなくメニーメニ―太陽だぜ。 アランドロンの汗、目つき、口調、しぐさは悪事をも味方につけて魅力的。被害者はたまったもんじゃない。8点(2003-09-10 02:13:16)

10.  ひまわり(1970) マンシーにの音楽とひまわり畑とソフィアローレンの威圧的な顔。これらの看板によって、今観ると少し平凡なストーリーなのですが力が加えられます。オフコースのライブ「言葉にできない」にひまわり畑を使ったのが分かる。きれいだ。6点(2003-08-08 10:44:14)

11.  ゴスフォード・パーク 木を見て森を見ずと言うか、細かいところには大変気を使っていたみたいなのですが、どうも根幹たるストーリーは興味を引かれませんでした。各自の個性も描ききれてなかった。解決篇のない殺人事件という着目には感心させていただきましたSir。6点(2003-04-21 21:47:45)

12.  ノー・マンズ・ランド(2001) いつも一番辛い思いをしてるのに、ないがしろにされている兵士達。舞台劇を見るような狭い場所で一生懸命生き残る為の努力する2~3人の行動を描く事で、まわりの多数のあたふたさが余計愚かしく見れました。演出としては類型的な部分もあり、もう少しとんがったところがあるかなと思っていたのですが普通な場面が多かったです。6点(2003-01-23 11:18:13)

13.  道(1954) ほんとは大切なものを大事にしてやれない・・。出来そうでなかなか気付かないものです。ありきたりの幸せをつかむのが難しい男女。9点(2002-12-10 17:37:19)

14.  ニュー・シネマ・パラダイス 大傑作。あざとい演出も、くさいセリフもあるけどすべて受け入れてしまうくらいの雰囲気をもった作品。モリコーネの音楽に陶酔、感涙。ラストシーンの貢献度はスゴイ。完全版はくど過ぎた。10点(2001-08-22 10:50:42)

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