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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. コーヒー&シガレッツ レイトショーで観た。こういう映画を人も疎らな夜の映画館で観る自分に少し酔う。場内で一番受けていたのはビル・マーレイ。自分が一番好きなのは、コーヒーのお代りを注ぎたがるウェイターと美女の話。彼女のなんと美しいこと。気怠そうに吐き出す煙に見惚れてしまう。自分は単純だから、コーヒーとタバコという不健康な昼食をすぐに真似る。[映画館(字幕)] 9点(2005-05-18 20:44:14)(良:1票) 2. アザー・ファイナル ワールドカップの決勝戦でも、世界最下位決定戦でも、ボールはいつだって丸い。地球もまた然り。8点(2004-08-20 04:36:30) 3. パッション(2004) 鼻がつまった状態で食事している感じ。無宗教の日本人である自分は聖書の知識がゼロに等しく、この映画の意味するものがよく分からない。味が伝わってこない。イエスの体が血に染まるほど、隣の客が涙を流すほど、この疎外感は強まっていった。これは観る前から予想できていた事だし、この映画が信者に対する作品だという事も分かっている。ただ、この凄まじいエネルギーが溢れた映画に真っ正面から身を浸したとき、そこで自分は何を感じるのか。そんな興味が拭い去れないのも事実。逃げの5点。5点(2004-05-02 16:34:50) 4. ニキータ チェッキー・カリョがアンタッチャブルのボケに見えた。6点(2004-04-03 23:13:23) 5. セルピコ まさしく究極の正義。利益などは欠片もなく、マイナスだらけの困難な状況の中、全てを犠牲に貫き通す。やはり正直者が馬鹿を見る社会にはしてはいけない。そして、正義を貫く事で不利益を被ることなどは絶対にあってはならないのだ。セルピコのような本当の英雄たちのよって、この世界は少しずつ良くなっていくのだと思う。知るべきである事実をこうして伝えてくれる映画もまた素晴らしい、と改めて実感した。7点(2004-02-18 14:08:22) 6. ゴスフォード・パーク 《ネタバレ》 人間関係はいつの時代もややこしく、ドロドロしていて嫌気が差す。しかしその底に隠された愛の強さ。うん、母は強し。6点(2004-02-16 17:29:27) 7. ロミオとジュリエット(1968) この映画に8点以上つけてらっしゃる方は生粋のロマンチスト、間違いない。そんで自分は微妙なところ。6点(2004-02-13 23:44:23) 8. ライフ・イズ・ビューティフル 今まで映画やドラマで泣いた事がなかった自分が初めて涙した、思い出深い映画。いってしまえば映画とはすべてフィクション=嘘である。この素敵な嘘でボクを騙し続けて欲しい。9点(2003-12-25 10:33:47)(良:1票) 9. 穴(1960) 《ネタバレ》 穴が貫通して2人が道路に出たとき、彼らはそこで逃げることもできたわけで、そこで戻った信頼、友情。ラストの裏切りを「情けない男だ」と言う。脱走は悪だし正義じゃないけど、彼らにはカッコよさがあり、裏切り者は惨め。カッコ良く生きていきたいという、男であるからの願望。ロマンだー7点(2003-12-01 20:41:47) 10. ニュー・シネマ・パラダイス トトが一瞬で老けるシーンには衝撃を受けた。中盤かなりダレたが、ラストシーンが良すぎる。終わりよければ全てよし 8点(2003-10-13 21:12:29)
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