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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 《ネタバレ》 とにかく抑揚のない話の連続で映像も地味なのに、あまりの長丁場でした。正直途中で飽きた。なぜ世間でそんなに評判がよいのか、全く理解できません。恋愛は横において、テーマを映画への愛のみに絞って欲しかった。また、故郷を離れて夢を追いかけることが素晴らしい人生だ、と決め付けているかのような感があり、腑におちませんでした。あの爺さんの一徹な夢だったということでいいかもしれないけど、一生田舎で好きな人と幸せに生きたら、もしかしたら映画監督としての成功よりも大きな幸せがあったかもしれないのに。1点(2004-03-19 15:29:20)(良:2票) 2. 海の上のピアニスト どうもトルナトーレ作品は苦手みたい。やはり単調なストーリーで眠気を催した。好きな人物は1900の育ての父親。苦手な人物は1900。でも、私も無限の広がりを持つニューヨークよりも、限られた環境で生きていくほうが幸せになれるという気持ちはわかる気がする。アイデンティティを考えさせられる作品。2点(2004-01-24 10:34:47) 3. ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 前半のくだらなさ、冗長さにはうんざりだったが、そこを我慢すれば後半は感動の嵐が待っています。最後まで子供が何も知らずに1等賞だと喜んでいる場面を観て、本当に捨て身の愛だったと実感。素晴らしい父親だと思います。兵士に見つかってしまったのが本当に惜しいです。それにしても、なんであんな前半を作ってしまったのだろう。作りようによってはもっと名作になったはず。あと、絶対に吹替版で観てはいけません。ロベルトべニーニ役の声優の声がイライラするから。 9点(2003-11-09 17:03:05) 4. ラストエンペラー 歴史物が好きであることも影響しているが、この作品は本当に素晴らしかった。即位した時はまだ清の権力もかろうじて残っており、皆ひれ伏していたのに、清の滅亡、傀儡国家である満州国、そして失敗、最後に文化大革命へと、歴史の一幕一幕を怒涛の如く転がりぬけて行く。溥儀自身は変わらずとも、時の権力によって浮沈する姿に、無常を感じた。正義ってなんなのだろう。8点(2003-11-05 15:10:29)
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