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1. イングリッシュ・ペイシェント
《ネタバレ》 しかし辛い評価多いですねえ・・・。
自分はここの辛い評価を見てから覚悟して観たので(笑)、言うほど悪くないかなと思えました。
冒頭はアクションシーンや、全身大やけどのイングリシュ・ペイシェントに、
不謹慎ながらフリークス的興味を感じ引き付けられました。
中盤は美しいロケーションや落ち着いた雰囲気で、うっとりさせられました。
中盤はスローテンポで退屈という声もありますが、それゆえに台詞の裏読みとか深読みとか、難しい発言も咀嚼できる猶予があってよかったと思います。
まあこれはロケーションとか雰囲気が自分の好みにあってたからよかったのかも知れません。
終盤になると結構怒涛の展開でスリリングでした。
恋愛シーンも良かったのですが、カラバッジョとインド将校とイングリッシュペイシェントの奇妙な3人男たちの心の通い合いもよかったですね。
惜しむらくはそのあたりの友情シーンをもう少し見たかったこと。
ハナは献身的でストイックで美しく、インド人も妙にかっこよかったです。
ここの古びた僧院で過ごした時間は彼らにとって癒しの時間であり、とても人生において貴重な期間となりよかったのではないでしょうか。
彼らがうらやましく思えました。9点(2003-12-22 19:21:25)《改行有》
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