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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. セブン・ビューティーズ 《ネタバレ》 ドイツの女将軍はきつい。吐き気を誘われた。自分ならあの状況は諦めていると思う。しかし主人公は生き残った。すべてを捨てた。そこが素晴らしくもあり、醜くもある。残酷さだけではなく滑稽さを表現したかったのかもしれないが、内容が散漫で苦痛を感じた。他の戦争映画とは一線を隔しているが、それを興味深いと思うかどうか。[地上波(字幕)] 3点(2007-07-16 01:26:06) 2. 愛と殺意 愛だなんだという自発的な感情で動いているようで、結局事のなりゆきを決めるのは人間ではないように思う。運命にあやつられる、そういう感覚をシニカルに描いている。女の下賤さがリアルにはっきりと浮かび上がる。[地上波(字幕)] 6点(2007-06-03 17:18:51) 3. 群盗荒野を裂く 内容的には知らない国の歴史とか戦争とか全く好みではないが、なかなか力があって引き込まれた。各キャラクターが魅力いっぱいだった。特にあのメキシコ女性。そして馬、馬、馬。この映画は馬を楽しむことができる。放題も的確だと思う。古き良き作品だ。[地上波(字幕)] 7点(2006-11-07 03:58:12) 4. 天地創造 意外とほのぼのしていた。ストーリーについてはとやかく言うことないけど、聖書をこの時間にまとめるのは正直無理だろう。でも細かい部分をうまく割愛して面白い映画に仕上がっていると思う。[地上波(字幕)] 5点(2006-01-08 20:23:38) 5. キャンディ(1968) 明るいお色気にダラダラしたギャグが楽しい。大人のおもちゃ箱みたい。[地上波(字幕)] 5点(2005-12-17 04:37:30)(良:1票) 6. じゃじゃ馬ならし(1967) まずこの喧騒に耐えられんし、言ってることもまったく理解できない。非常にイライラした。苦手だ。[地上波(吹替)] 3点(2005-11-13 21:30:25) 7. ウェルカム!ヘヴン 《ネタバレ》 すごい、モデルみたい。かっこいい。などのセリフを浴びても微動だにしないペネロペの存在が、この映画の格をぐっと上げている。それにしてもガエルとアルダンのカップルって想像しただけで笑える。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-10 03:40:01) 8. サスペリア(1977) 謎解きもたいしたものはなく、演出もワンパターン。それでもこのまぬけなゴブリンの曲を聴くとほのぼのしてしまう。ダリオアルジェントはいろんな意味で天才だ。[DVD(字幕)] 5点(2005-08-10 03:33:36) 9. ゴスフォード・パーク アルトマンとしては、かなり落ち着いてるほうかな。こんなのも作れるんやね。素晴らしい。毎度、大群の出演者の中で誰が一番光っていたか、と思いを馳せるのが好きだが、今回は、エミリーワトソンに軍配。(男優ならライアンフィリップか。)[DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 22:07:05) 10. オペラ座の怪人(1998) オペラ座の怪人を独自の解釈で映画化したダリオアルジェント。その解釈はあまりにも独自過ぎじゃないだろうか。ていうか捻じ曲がっている。結局、怪人がせっせと罠を張るだけの話になってしまってる。こんなB級ホラーが今後も発展していくことを望む。カルロッタをデブと解釈したところは唯一共感できた。6点(2005-03-29 13:29:06) 11. 荒野の用心棒 凍りついたように同じ表情しかしないイーストウッドが、たまにギョロっと目を動かすと、なんか野性的で惚れる。6点(2005-01-21 15:12:27) 12. グッドモーニング・バビロン! ストーリーはあるようでないようなものだろう。一歩引いた視点で出来の良くない昔話をかっこつけて撮ってるようにみえた。良い悪いは分からないけどどっちかいうと嫌い。男二人の粗野な性格が疲れた。ていうか馬車馬はどうなるんだよ。むごすぎる。5点(2004-11-15 12:49:24) 13. ブーベの恋人 この場合、ステファノを選んでいたとしても致し方ないような気がする。致し方ないというか普通は絶対ステファノを選ぶだろう。それでも私はブーベの恋人。いまどきそんな女はいねーぞ。それが劇的で美しいことかのように描かれている気がするが、どうかと思う。まぁ良いか悪いかはともかく珍しい人だ。情緒あるいい作品だということは認めます。6点(2004-10-27 15:00:29) 14. 息子の部屋 想像よりさらっとしてた。突如開いた大きな穴を埋めるのは大変なことだ。姉の居心地の悪さに妙なリアリティがあった。まぁしかし、難しいテーマだからかもしれないが、監督の技量が少し足りない気がする。4点(2004-05-04 15:05:53) 15. ライフ・イズ・ビューティフル 家族愛というより父親愛と言ったほうが適当。それだけロベルト・ベニーニの熱演が光ってる。うるさいけど…。けっこう笑えた。あちこちに伏線が散りばめられていて、いつ来るか分からないけどいずれ登場人物がひっかかる、みたいな、ドリフ的な笑い。戦争と笑いはよく合う。6点(2004-04-17 16:59:25) 16. 道(1954) 《ネタバレ》 全篇通してかったるいし、誰一人として共感できるようなキャラもいないし、唯一応援してた鉄の肺男もラストでイメージぶち壊し。主人公の女の子に魅力を感じることもなく、名作を素直に楽しめない自分が残念。3点(2004-04-14 14:47:04) 17. フレディVSジェイソン フレディがこんなに強かった記憶は無いぞー。ジェイソンおいしいとこ持っていきすぎー。でもワイワイしてて楽しかった。二人とも好きなので温かい目で見守ってしまう。また、前半と後半でノリが全然違っていて飽きない。こんな無茶な設定をよくここまでまとめたものだと思う。6点(2004-04-11 20:15:36) 18. ベニスに死す 今の自分に分かる事は、醜いものは美しいものを引きたてるということだけ。ベニスの景色を変な合成で流していたのには閉口。ということで、また25年後くらいに観よう。2点(2004-04-10 09:33:16) 19. ひまわり(1970) オープニングからして既に良い。ひまわりがとても綺麗。ソフィアンローレンの役柄はきつい。でも女はすごいと思った。結婚してからの僅か10日余りの思い出をずっと大事に心にしまっていられるなんてね。ラストは意外とあっさりしてた。でも、これが大人の恋愛かななどと思ったりしてみたり。実にストレートな作品だと思う。7点(2004-03-28 20:07:32) 20. ノー・マンズ・ランド(2001) 強いメッセージを感じた。本当の戦争を知らない人もその悲惨さを少しは感じることができるんじゃないかと思えるほどに。いままで観た中で最もバカバカしく、最も笑えて、最も悲しい戦争映画。戦争に関わる人間への痛烈な皮肉の嵐。鑑賞後、戦争とは何かと考えずにはいられない作品。8点(2004-03-28 12:00:12)
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