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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. パッション(2004) TVでダヴィンチコードを見た直後に、キリスト教を復習したくなって鑑賞しました。 物語というより、映画の手法を借りたドキュメントのようでもあり、《イエスに密着~十字架までの12時間~》という感じでもあります。 さて、この作品を鑑賞すると、イエスの持つカリスマ性は伊達じゃないということだけは分かります。 それは、監督が真実をギリギリ可能な範囲で伝えるべく、イエスのやさしさや慈しみ、与えられた痛みや迷いを逃げずに描いたからです。 でも、だからこそ、キリスト教の愚かさ・醜さといった面にも繋がってしまうのかなとも感じました。(ダヴィンチコードも、そういった部分が描かれていましたし)。 また、当時の語のみで作り上げた点や一部字幕が無い等、監督のこだわりも見事です。 監督の、ある種の使命感をすごく感じました。 よって、宗教観が希薄な日本人は共感を持ちにくい面があると思いますが、10点を付けるべき作品だと思いました。[DVD(字幕)] 10点(2009-05-17 17:36:30)《改行有》 2. ライフ・イズ・ビューティフル 父親のつく優しい嘘の数々に涙々・・・。 「ニューシネマパラダイス」とともに、ずっと人に薦めていきたいと思う作品である。 [DVD(字幕)] 10点(2008-04-13 20:09:07)《改行有》 3. ニュー・シネマ・パラダイス 完全版と比較して、劇場版はトトとアルフレッドの友情を描くことに重きが置かれているから、ラストのフィルムはこちらのほうが感動の度合いが大きいかな!? しかし、どちらも素晴らしい作品には違いないです。10点(2005-02-12 23:38:12)《改行有》 4. シャンドライの恋 あの絶妙の終り方が、この作品の存在価値をもの凄く高めたと思う。 でも、女性にはちょっと退屈な作品かなぁ…。8点(2005-02-12 23:06:56)《改行有》 5. マレーナ 《ネタバレ》 主人公がマレーナに一目惚れをしてから、妄想を膨らませサルと化す様は、昔の自分を見ているようでほほえましい気持ちになりました。 さて、この作品は映像と音楽の一体化が見事で、この点に関しては同監督・音楽担当の「ニューシネマパラダイス」に匹敵する出来だと思います。例えるならば、シチリアのアルバムを音楽付きで見ている感じです。 個人的に印象的だったのは、マレーナにおばさん達が集団リンチを加えるシーンと、一年ぶりに帰ってきたマレーナにリンチを加えたおばさん達がやさしくするシーンの、おばさん達のギャップです。もう今までより綺麗じゃなくなったあんたは嫉妬の対象なんかじゃないわよ、と言わんばかりの勝ち誇ったあの態度。女性の内面に潜む「美」に対する執着を、ここまで描ききった作品は存在しないのでは?恐いですねぇ。[DVD(字幕)] 8点(2004-01-30 21:59:26)《改行有》 6. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 洋画で初めて泣き、一番多くの人に勧めた作品です。 この映画は、まさに人生の縮図。出逢いと別れ、主人公の人間としての成長をこれだけバランス良く描いている作品は、他にはそうは見当たらないです。 また、この完全版と劇場版とは全く別の作品として考えると、こちらはトトの成長に一番のスポットが当てられている作品で、劇場版はトトとアルフレッドの友情の物語な訳で、どちらも本当に素晴らしい出来栄えで、あとは好みの問題だと思います。 ちなみに、わたしは両方とも大好きです。10点(2004-01-30 21:37:38)(良:1票) 《改行有》
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