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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ウエスタン 間がたっぷりあると物語が詩情にあふれるんだな。[CS・衛星(字幕)] 8点(2024-01-05 15:59:38) 2. 太陽(2005) なりきってたなぁイッセー尾形。 いや、実際昭和天皇をよく知ってるわけじゃないけど、完全に入ってた。 集中力がすごい。特にマッカーサーに背を向けて、ドアに向かって歩く姿は 確かに日本を背負ってる威厳のようなものを感じた。 監督はあくまで、「昭和天皇を形態模写するイッセー尾形」 を、通して昭和天皇像にアプローチしている。 だって、イッセー尾形はくたびれたサラリーマンと同じベクトルで昭和天皇を演じているだもん。 最初はオーバーアクトだと思ったけど、あえてやり過ぎたパロディに、そして滑稽さを醸し出すことで 表現できるリアリティを選んでいることが分かる。 きっと日本人がイッセー尾形の形態模写を見るとき、あーそれあるある的な感想で笑って 終わるのに対して、欧米人がイッセー尾形のひとり芝居を見るとき、笑いを越えて何かしらの メタファーを読み取ろうとするんだと思う。芝居に対しての感受性の違いというか。 まぁ、しかしいろんな意味で日本人には撮れん映画だわな。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-05 21:20:04)《改行有》 3. コーヒー&シガレッツ トム・ウェイツは「この話のどこが面白いんだ!」と怒鳴り、監督の前で脚本を投げ捨てたという。なかなか微笑ましいエピソードだ。面白いのは会話そのものではなく、たとえば、初対面同士の気まずさだったり、ボタンの掛け違いから起こる微妙な会話のズレだったり、つまり行間にエッセンスがあって、そんな行間を現しているのがコーヒーと煙草だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-17 13:35:56)(良:2票) 《改行有》 4. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー スカイキャプテン。まず名前がいい。ワクワク感当社比3倍。 なんか嬉しささえもこみ上げてくる。 昔よく観た分かりやすいヒーロー像が、一回りして新しい。 ツボを心得たファンシーメカがこれまた嬉しい。振ったら充電する光線銃。海底から空中基地まで吹っ飛ぶ脱出ロケット。これは笑った。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-21 22:13:54)《改行有》 5. 映画に愛をこめて/アメリカの夜 映画の舞台裏は興味深い。 DVD特典のメイキングは必ず見るし、映画の舞台裏を撮った海外のドキュメンタリー番組や『ニューヨーク・アクターズスタジオ・インタビュー』もよく見る。また『鬼が来た!』で香川照之が書いた撮影日記は最高だ。 トラブルを乗り越えて役者とスタッフが一緒になって、作品を作る姿はおもしろい。 だけど舞台裏をそのままひとつの映画作品としてしまうとおもしろくなくなる。 なぜなら、ドキュメンタリーとしてなら実際に起こったことなので楽しめるけど、トラブルを作るフィクションになると見ごたえがなくなるからだ。 トリュフォー自身が監督役として出演した意図はわからないし、ドキュメントタッチなのかフィクションなのか曖昧で中途半端に見えた。 5点(2004-07-20 00:28:43)《改行有》 6. イングリッシュ・ペイシェント そもそもアルマシーとキャサリンの恋愛が薄っぺらな三文ドラマにしか見えないから、いくら回想シーンで切り口を変えたり、広大な砂漠をバックにロマンチックに盛り上げられても、ピンとこなかった。4点(2004-07-05 17:47:02)
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