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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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1.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 この頃のベッソンは本当に神懸っていた。モノクロの流れる海とエリック・セラの旋律。冒頭のシーンから鳥肌が立ちっぱなしで、それが2時間半も続く(笑)ちなみに私の街には「エンゾ」という名のパスタ屋さんがある。美味しいです。[DVD(字幕)] 10点(2010-06-09 19:30:35)

2.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 《ネタバレ》 (2010年4月23日追記)待望の『ゾンビ/新世紀完全版DVD-BOX』が発売されたので、嫁に借金して購入。アルジェント監修版には懐かしのTV放映時の日本語吹き替えが収録されており、冒頭のTV局で「惑星イオスの爆発で死者が甦った」ことが説明されていたり、フランの妊娠を知ったピーターが「産むことに異議はないな?」と言ったり(原語では「中絶の仕方を知っている」)、ラスト、自殺を思い止まったピーターが「ぶぇらぁぁぁぁ!!!」と絶叫したりといった、昔のTVらしい意訳が楽しい。ちなみにディレクターズカット版には新録吹き替えが収録されている(ピーターとロジャーの声優さんはTV版と同じ)が、原語に近い分、面白みに欠け平板な印象を受ける。ゴリゴリのゴブリンサウンドも健在で、吹き替えで観るならアルジェント版がオススメ。映像も以前のDVDよりはクリアになってます。評価はもちろん10点で。[DVD(吹替)] 10点(2007-09-11 07:42:16)

3.  赤い影 《ネタバレ》 映画なんだけど、上質なミステリ小説を読んでいるような感覚。その何ともいえない「読後感」は、この作品ならでは。水の都ヴェニスを舞台に、ある「未来」を視てしまった男の悲劇。彼が衝撃のラストに向かってまっしぐらに堕ちていく動機が、娘の死という拭いきれない哀しみによるものだというのが何とも切ない。ドナルド・サザーランドとジュリー・クリスティのハードコアなベッドシーン、切れぎれにインサートされる「過去」と「未来」。そして謎の「赤い影」。必見のサスペンス。[DVD(字幕)] 9点(2009-02-18 22:26:08)

4.  フェノミナ 《ネタバレ》 すべてはジェニファー・コネリーの可憐な美しさに尽きる。セルジオ・レオーネの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を観て主役に大抜擢したアルジェントの審美眼は確かだ。そんな彼女を蛆虫プールに突き落とし、奇形の子供に襲わせるアルジェントのサドっぷりが凄まじい。ジェニファーの女優魂に脱帽。心優しいチンパンジーが教授の仇討ちを果たすところは感動的ですらある(その直前の首チョンパはかなりビビった)。傑作。 [DVD(字幕)] 9点(2007-07-26 21:53:54)《改行有》

5.  サスペリアPART2 《ネタバレ》 「動物三部作」を経て製作された、初期アルジェントの集大成的作品。今では有名な話だが、『サスペリア』よりも前に作られた『PART2』(日本の配給会社が勝手に命名した)。もちろん『サスペリア』とはストーリー上何の繋がりもなく、アルジェントお得意のジャーロものとして、本作を最高傑作と推すファンも多い。確かに『サスペリア』以降の作品はユーモアの欠片もない殺伐とした作風だが、本作ではダリア・ニコロディとの掛け合いなどコミカルに描かれており、惨殺シーンとのミスマッチがうまく効果を上げている。また、映像でしか表現不可能な前代未聞のトリックが隠されており、ミステリファンからも一定の評価を得ているようだ。場違いに唸りを上げるゴブリンのサウンドも最高。[DVD(字幕)] 9点(2007-07-26 21:16:33)

6.  サスペリア(1977) 《ネタバレ》 ゴブリンの音楽こえー!矢張りオープニングの殺人シーンが美しい。キャメラは被害者の体内に入り込み、心臓にナイフが突き刺さる様を映し出す。首吊りからガラスの串刺しまでの一連の流れが芸術的。アルジェントの代表作。[DVD(字幕)] 9点(2007-07-26 21:11:15)(良:1票)

7.  サンゲリア 《ネタバレ》 眼窩にミミズをのたくらせたゾンビの造形。いいですね~。でも何であんな浅いところに埋まってたんだろ?細かいことは気にしないのがイタリア人気質。だからゾンビがサメと戦ったりする。「だってこういうの観たいでしょ?」と言われれば、黙って頷くしかない。とにかく一切の妥協を許さない見事なサービス精神。これでもかと見せる残酷シーンの連続はいっそ痛快。衝撃のラストまで目を離すことができない、マカロニ・ゾンビ映画の最高峰。[DVD(字幕)] 9点(2007-07-26 20:45:52)

8.  ニキータ 《ネタバレ》 今観るとファッションが微妙にダサかったり、アクションシーンもわりと雑に感じるのだが、公開当時はスタイリッシュに思えた。「これが私の愛し方だ」と、非情な任務を言いつけるボブおじさんに男泣き。やさ男のマルコも『ベティ・ブルー』に続く好演で、二人が対峙するラストシーン、「お互い寂しくなるな」の台詞に鳥肌がぶわっと立った。殺し屋の映画なのに究極のラブストーリー。アンヌ・パリローが20代に見えないのが難点か。[DVD(字幕)] 8点(2010-06-09 19:37:06)

9.  ヒトラー 最期の12日間 《ネタバレ》 最近、トム・クルーズの『ワルキューレ』を観て、米国人や英国人がドイツ人将校を演じることに(しかも全編英語)違和感を感じずにはいられなかったので、本作の「終極版」を鑑賞。劇場版に約20分の未公開シーンを加え、TV放映用に2部構成に再編集されたものだ。やや駆け足に感じた劇場版に比べ、人物描写がより緻密に分かり易くなっており、少年兵ペーターとその家族のシーンが増えることにより、地下要塞に立て籠もっていたヒトラー一族との対比が利いている。今回最も印象に残ったのが、ヒトラー周辺の女性たち。語り手でもある秘書のユンゲは勿論、ヒトラー夫人のエヴァ・ブラウン、そして、我が子を手にかけるゲッペルス夫人。常に笑顔で人当たりの良いエヴァは、何故死ぬまでヒトラーに尽くしたのか?狂信的なゲッペルス夫人とは対照的に描かれており、彼女の悲壮な決意には心打たれるものがあった。「総統」ヒトラーは狂人だったが、女性に対しては優しく寛大な態度をとっており、これはブルーノ・ガンツの演技力の賜物だろうが、実際のヒトラーもそうだったのだろうと思われた。邦題は『ヒトラー』だが、実際にはヒトラーの死後、帝国の崩壊の過程をかなりじっくりと描いており、時代背景やいくつかの固有名詞を知っていればより深く本作を楽しめると思う。何といっても本作の肝は、これがドイツ映画であるということ。ドイツ人のスタッフ・キャストが、全編ドイツ語で正面きってヒトラーを描いたところ。他の「ヒトラー映画」とは一線を画す説得力がある。[DVD(字幕)] 8点(2009-03-31 21:42:33)

10.  デモンズ ロメロやフルチに比べ、アルジェントは女性の趣味が良いので、ヒロインは可愛いです。ガンガンのハードロックとスプラッターのフルコースでお腹いっぱい!アキロンの大王がちっちゃくて怖くなかった(爆) [DVD(字幕)] 8点(2007-07-27 08:38:41)《改行有》

11.  悪魔の墓場 《ネタバレ》 日本ではじめて公開されたゾンビ映画は本作である(ロメロの『ナイト~』は日本未公開、『ゾンビ』は79年公開)。今では『ナイト~』のイタリア版カラーリメイクという評価で落ち着いているようだが、当時の観客には相当なショックを与えたことだろう。ジャネット・デ・ロッシの特殊メイクは本家『ゾンビ』をも凌駕するリアリティで、生々しい手術跡のゾンビや、人間のハラワタを引き裂いて貪り食うショック描写は吐き気をもよおすほど。ストーリーはいかにも70年代らしい陳腐なものだが、イギリスの寒村を舞台にすることで醸し出される怪奇ムードは絶品(ヒロインが可愛いのも好ポイント)。ここのレビューでは評価が低いようだが、『ナイト~』にも匹敵するゾンビ映画の傑作だと思う。[DVD(字幕)] 8点(2007-07-26 20:53:14)

12.  狼は天使の匂い 《ネタバレ》 飛行機事故でロマの子供たちを死なせてしまい、命を狙われるトニーは、逃亡先のカナダでチャーリー率いる犯罪グループに入り込む…この不思議なフレンチ・ノワールは、チェシャ猫の顔とルイス・キャロルの詩から始まるように、大人の御伽噺として語られる。冒頭、母親と新しい街に引っ越してきた少年は友達を作ろうとするが、最初のグループからは拒絶され(褐色の肌の子供たちはロマだろう)、次のグループでは、差し出したビー玉の網袋をナイフで切られ、ビー玉は全て階段に転がり落ちてしまう。しかし、ラストシーンでその少年とナイフの少年(グループのリーダー)は涙ながらに別れていく。最初はチャーリー一派に捕らえられ、皆から疎まれていたトニーも、ラストは「ビー玉のため」と言って瀕死のチャーリーの元に戻り、共に射撃に興じる。的はチェシャ猫の看板だ。大人になりきれない漢たちのロマンチシズムは、香港ネオ・ノワールのジョニー・トーへ受け継がれていく。死期を悟っていたというロバート・ライアンの貫禄ある老ギャング役が絶品。ペッパー役のティサ・ファロー(ミア・ファローの妹)は、『サンゲリア』でしか観たことなかったが、若い頃はこんな可憐な美少女だったとは![DVD(字幕)] 7点(2012-08-10 09:01:31)

13.  顔のない眼 《ネタバレ》 モノクロの映像が美しさと儚さを醸しだす。仮面に顔を覆われ何を考えているかもよく判らなかった少女が最期に下した決断に鳥肌が立った。実験用の犬を解放し、鳩と戯れながら森を彷徨うラストシーン。一生忘れられない映像だ。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-20 16:00:16)

14.  セルピコ 《ネタバレ》 愚直なまでに正義を追い求める男、セルピコ。そんな彼の性格が端的に表現されているシーンがある。新人時代、先輩が勝手に注文した食事を断り、ローストビーフを頼むところだ(その結果、脂身だらけで食べられないと愚痴をこぼす)。彼はとにかく我を通さずにはいられない、自分の思い通りにならないと気が済まない超個人主義なのだ。郷に入っても郷に従えない。恋人が教訓めいた「賢い王様」の話をするところが印象的だ。組織の中にそういうKYな奴がいたら目障りだし、はっきり言って迷惑だ。だから危険な麻薬捜査でも援護をしてもらえずに、顔面を撃たれてしまう。結局、残ったのは犬のアルフィと一生治らない障害のみ。それが現実だ。でもそれでいいのか?[DVD(字幕)] 7点(2009-07-19 10:50:17)

15.  恋愛睡眠のすすめ ダンボールと布で作ったアニメーションはレトロチックで素晴らしい。美術さん凄いな~。ただ、ストーリーの方は途中から夢と現実の区別がつかなくなり、消化不良のまま幕を終えた感じ。ガエル君はいい意味で純粋(でも半分ストーカー)なキャラクターを好演していた。同僚の連中も何気に面白い。『エターナル・サンシャイン』には劣るが、この監督の作品は結構好きです。[DVD(吹替)] 7点(2008-09-30 09:55:03)

16.  コーヒー&シガレッツ この絶妙なズレがたまらん。いきなりブシェーミが現れるだけで笑える。さすが、ジャームッシュ。ストーリー的に面白いのは、アルフレッド・モリーナ篇か。私も禁煙して久しいが、「禁煙してるから堂々と吸える」とは![DVD(字幕)] 7点(2008-01-12 02:02:27)

17.  海の上のピアニスト 《ネタバレ》 対決シーンでの、「後悔させてやる」が恰好いい!鳥肌が立った。ラストシーンは悲しすぎ。あと、エンニオ・モリコーネはいつ聴いてもいいね。トルナトーレとの相性もぴったり。「人生は無限だ!」など、名言の宝庫。[映画館(字幕)] 7点(2007-08-12 22:20:50)

18.  デモンズ’95 《ネタバレ》 これは名作。『デモンズ』なんて邦題がつけられているのが可哀相。アルジェントの弟子ミケーレ・ソアヴィが監督しているということ以外、『デモンズ』とは何の繋がりもない(そもそも本作は、ソアヴィがはじめてアルジェントの手を離れて撮ったオリジナル作品)。死者が甦る墓場で、夜毎襲い来るゾンビの群れを退治していく管理人とその助手。何ともいい味を出しているのが助手のナギ。知恵遅れのようだが、実は天才(らしい)。首だけのゾンビ花嫁とラブラブになるところが可愛い。また、暴走族ゾンビに恋する少女が自分の肉体を差し出すところが非常に印象的だった(フツーは恋人がゾンビになって襲い掛かってきたら即行で逃げる)。「死と愛」という永遠のテーマをゾンビ映画という枠組みで描いた、異色作。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-31 23:52:52)

19.  わたしは目撃者 《ネタバレ》 アルジェントの作品にしては地味な作風であまり目立たない存在だが、意外とストーリーが練りこまれており、腰を据えて楽しめる出来。盲目の老人と幼い姪、それに若い新聞記者が遺伝子研究を巡る殺人事件に巻き込まれていく。このプロット自体がとても面白く、シリーズ化を望みたいくらいだ。殺しの場面は前作『歓びの毒牙』ほどフェティッシュではないものの、序盤の列車事故と終盤のエレベーターシャフトからの落下シーンは、アルジェント映画の中でも屈指の残虐度。犯人は遺伝子研究により自身が犯罪者の素質のある染色体異常であることを知り、それを隠蔽するために殺人を犯してしまう。その心理的矛盾を考えると、犯人の異常さと哀れさが浮き彫りになってくる。最後に「子供を殺した!」と嘘を言ったのは、そんな殺人者のDNAと訣別したかったからなのではないか?[DVD(字幕)] 6点(2012-08-17 07:00:30)

20.  ファニーゲーム U.S.A. 《ネタバレ》 本作にはいろいろな解釈があると思う。暴力の本質、ハリウッドへのアンチテーゼ、既存映画の解体などなど。実際のところ、ハネケ監督がどういうつもりでこの作品を撮ったのかは知らないが、自分は「神」を描いた映画だと思った。別に悪いことをしていなくとも、我々は事故や災害に遭ったり、病気に罹ったり、犯罪に巻き込まれたりする。何故?この映画の二人組は主人公一家に「死に方を選ばせる」とのたまう。何とも悪戯な神様だ。しかも、反撃されれば時間を巻き戻して元通り。改変不可能なシナリオ。それって我々の人生そのものじゃないか。そしてそれを操っているのは「神」。我々はこの二人組に尋常ならざる怒りを覚える。どうしてこんなことを?そしてそれはハネケ監督の怒りでもあるのではないだろうか?このどうにもならない人生という厄介なものに立ち向かうのはかくも無駄なことなのか?ドボンと湖に落とされてジ・エンド。それが現実。神様のクソったれ![DVD(字幕)] 6点(2010-02-17 20:31:30)

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