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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 気狂いピエロ 大学生の頃リバイバル上映していたので、ちょっと背伸びして見に行った。大学には「良かった」と言う者もいたが、私にはさっぱり判らなかった印象しか残っていなかった。20数年経って全く内容を覚えていなかったので見直してみたが、印象以上に2時間弱が長くつまらないものだった。どのあたりが評価されているのかさえよく判らない。どうでもいいことだけど日本にもいたよね、「真理アンヌ」って人が。[DVD(字幕)] 2点(2010-09-26 11:06:03) 2. 汚れなき悪戯 《ネタバレ》 学校の音楽の授業で「マルセリーノの歌」を習った頃、偶然にもクリスマスの夜にテレビで放映していた。キリスト像が言う「マルセリーノ、パンと葡萄酒」の台詞が心に残る。十字架のキリスト像がマルセリーノに対して動き話をする奇跡を、友人は「ホラー映画」だと言った。[地上波(吹替)] 5点(2010-09-23 02:02:48) 3. ぼくは怖くない 内容はそれほど衝撃的でもないが、子供の視線で描かれていることで衝撃度が倍増で、親たちが犯している犯罪がやるせなく哀しい。ミステリアスで独特の雰囲気の犯罪ドラマ。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 02:12:05) 4. 荒野の用心棒 棺桶屋の爺さんが命がけで盗んだダイナマイトをそんなふうに使うか?よっぽど演出に使いたかったんだろうな。エンニオ・モリコーネはその後数々の素晴らしい映画音楽を残しているが、いまだに口笛のマカロニウエスタンのテーマ曲のイメージが強い。[DVD(字幕)] 5点(2010-09-15 23:19:12) 5. ロミオとジュリエット(1968) 30年近く前、「ある愛の詩」との2本立てで見ました。作品としては「ある愛の詩」の方が良かったが、オリビア・ハッセーの美しさには心を奪われ、布施明に嫉妬したものだ。オリビア・ハッセーが出演したカネボウのCMで「君は薔薇より美しい」って歌ってたよな~。[映画館(字幕)] 6点(2010-08-17 22:40:24) 6. パッション(2004) キリスト教になじみの少ない一般的な日本人には、痛々しさだけが印象に残ってしまう。見る前にキリストのことを勉強しておいた方がよさそう。[DVD(字幕)] 3点(2010-08-09 23:50:13) 7. 映画に愛をこめて/アメリカの夜 《ネタバレ》 なんだこのわがまま主演男優は大人げない!と思っていたら「大人は判ってくれない」の彼でしたか。大人になってもあいかわらずな奴だ。それに比べるとジャクリーン・ビセットは美しい上に精神的にも大人のおいしい役。心配されていた精神の症状も山盛りバターのおかげでなんとか持ちこたえる。ただ、バターをどう利用したかは不明・・・1作の映画を作る間に起こる舞台裏のエピソードで1作の映画にしています。舞台裏の仕掛けや人間模様ってなかなか面白い。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-09 00:28:48) 8. ウエスタン ヘンリー・フォンダの悪役と、エンニオ・モリコーネのテーマ曲が印象に残る西部劇。 特にテーマ曲はこの作品に不似合いなくらい美しい。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-02 23:55:04)《改行有》 9. ライフ・イズ・ビューティフル この作品を見て、ロベルト・ベニーニは自分には合わないことを悟った。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-30 23:05:59) 10. ドクトル・ジバゴ(1965) まさに大河ドラマの風格のある作品。ロシア革命前後の混乱の時代にあっちこっち移動している割には偶然の再会が多々あって、都合良すぎる感がある。ユーリーが詩人のわりには「詩」がほとんど登場しないのが物足りない。[DVD(字幕)] 6点(2010-07-27 22:10:33)(良:1票) 11. ひまわり(1970) ヘンリー・マンシー二の曲が大好き。広大なひまわり畑も好き。リュドミラ・サベーリワが美しい。でも内容は少し物足りなさを感じた。[DVD(字幕)] 6点(2010-07-26 20:59:05) 12. ニュー・シネマ・パラダイス ラストシーンはちょっとずるい気はしますが、言うまでもなく良い作品です。 個人的には音楽がとても好きで、これほどサントラ版を聞き倒した映画音楽は他にない。 マカロニウエスタンのイメージが強かったエンニオ・モリコーネの才能を見直した。[ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-24 18:09:48)《改行有》 13. 道(1954) 《ネタバレ》 フェリー二の言わずと知れた名作。 頭は弱いが、人間としての正しい道を失わず病んでしまったジェルソミーナ。 ジェルソミーナのメロディーを口ずさんでいた女性から聞くその後の消息に涙です。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-21 22:40:02)《改行有》 14. アパートメント(1996) サスペンスタッチのラブストーリーともいうべきか、とても斬新な傑作。 恋愛劇でこれほどのハラハラ感をよく出せたなと感心してしまいました。 確かにツッコミどころは多いし、ヴァンサン・カッセル演じるマックスの移り気はちょっと・・・ですが、何度も見直してみたくなる良くできた作品。 どうでもいいけど、モニカ・ベルリッチって若き日のイザベル・アジャーニに似てる気がしてならない。[DVD(字幕)] 9点(2010-07-20 00:49:19)《改行有》 15. 自転車泥棒 《ネタバレ》 ストーリーは良いのですが、お父さんの行動に気になる点がいくつかあってイライラしました。 気が動転していたとはいえ、教会の中とか執拗に爺さんを追いかけたり、占いの順番待ちを無理やり飛ばしたり、確たる証拠もなしに人を犯人扱いしたり・・・かなり大人げない。爺さんから住所を聞き出したのにそこに向かわないのはなぜ?ラストシーンが良いだけに中盤の展開が惜しまれます。[DVD(字幕)] 6点(2010-07-18 16:14:26)《改行有》 16. 太陽がいっぱい 《ネタバレ》 個人的にはサスペンスの最高峰とも思える作品。 サインの練習、身分証明書の偽造、顔見知りの視線をかわして完全犯罪を成し遂げようとする過程の緻密さ。結末を知らぬアラン・ドロンの陶酔した表情とニーノ・ロータの旋律・・・いつまでも哀愁の余韻を残すラストシーン。[ビデオ(字幕)] 10点(2010-07-18 00:13:30)《改行有》 17. カビリアの夜 《ネタバレ》 イタリアって、なんてひどい男が多いんだ?! 後半の断崖の場面でオスカーの「泳げるのか?」の一言にドキッ!おまえもかって感じです。 悲惨な結末にも関わらず、生きる希望を見出すようなラストシーンがGoodでした。[DVD(字幕)] 6点(2010-07-17 13:44:13)《改行有》 18. ブラザー・サン シスター・ムーン 《ネタバレ》 素直に面白かったとは言い難いが、しみじみとした余韻を残す作品。 映像の美しさと主題歌がとても印象的です。 できれば平原の中の廃墟と化した教会の再建の過程と完成を克明に描いてほしかった。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-17 11:46:39)《改行有》
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