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プロフィール |
コメント数 |
218 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/ |
自己紹介 |
正直、生まれは平成じゃないです。かなり、昭和なムード。昔みた映画を思い出しながらレビューしますので、記憶がずいぶんあやふやかも。なにか変なところがあったら、http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/のほうにツッコんでおいてください。
好きな女優 「或る夜の殿様」の山田五十鈴、「近松物語」の香川京子 好きな男優 「お茶漬けの味」の佐分利信 好きなキャラクター グレムリンちゃんとマシュマロマン
☆評価基準 10点:超絶。ほとんど奇跡。 9点:傑作。かつ大好きなんだもーんッ! 8点:傑作だし、好きデス。 7点:素晴らしいです。好みの映画です。 6点:まあ、悪くないと思います。 5点:なにか気になるものはあります(~~; |
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1. ラスト サムライ
《ネタバレ》 「武士が命をかけて守るべきものは武士道それ自体である」という奇妙に自己目的化した論理や、その「武士道」を守るために村人まで犠牲にして抵抗することの本末転倒な感じに対しては、常識的にいって違和感を禁じえません。ここに描かれているのが「正しい日本人の姿」だとも考えにくいし、これを観て「日本人でよかった」という気分にもなれない。けれども、異文化を力でねじ伏せ、今なお征服することを続けている米国人が、この作品を通して、彼らなりの「反省意識」を表現しているのだと考えれば、その意味において、このハリウッドの姿勢を評価することはできます。逆に、そうとでも考えないと、ここで描かれる「武士道」はあまりにも理解不能です。多分この映画は、米国がアラブ世界との確執の中にあった2003年という時期だったからこそ、意味をもちうるんだと思う。アメリカ人たちは、ここに描かれている「武士道」を、みずから「自爆」することを厭わないアラブの人たちの「イスラム的な価値」に重ね合わせざるを得ない。のみならず、日本人の中にも、こうした「武士道」に惹かれる人たちは決して少ないわけじゃない。たとえそれがいかに理解不能で、非合理な価値観に見えようと、他文化に対する畏敬の心を失ってはならない。それらをむやみにねじ伏せるだけが正義ではない。‥そうしたアメリカ文化人たちの(彼らなりの)反省的自意識が、日本に舞台を借りた形で、ここに表現されてるってことじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 6点(2007-08-05 23:31:36)
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