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プロフィール |
コメント数 |
363 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。 このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。 |
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1. 第9地区
まったく予備知識ナシで観賞し、もうすっかり参った状態。
なんと独創的で示唆に富んだ作品でしょう。
まず、エイリアンが難民で、それがヨハネスブルグでかつてのアパルトヘイト政策のように隔離されているという状況が斬新。
これまで観たどんなSFとも違う、まったく新しいエイリアンものにグイグイ引き込まれた。
宇宙人像はどこかで見たような、甲殻類そっくりの醜悪なルックスなのだけれど、そのエイリアンに対して人間が行う所業はさらに醜悪、ゲスの極み。
途中から完全にエイリアンに感情移入させてしまうのだからスゴイ。
ものすごくなさそうでありそうな話しではないだろうか。
娯楽映画として十分楽しみながらも、自分だったらこの招かざる客に対してどのような態度で接することができるだろうか?とか、自分がもしエイリアンの立場になったら…、いや、それよりクリストファーは戻ってこられるのかしら?、などと、様々に思いを巡らせてしまった。
文句なしに楽しめて、想像や思考を存分に広げることができる、近年のSF映画では群を抜いて素晴らしい作品。[映画館(字幕)] 9点(2011-10-14 01:21:15)(良:1票) 《改行有》
2. 紀元前1万年
「?」と無駄死にのオンパレード。
この人の映画は「うわっ、マンモスでけぇ~!」とか、「トラさん優しいっ!」とか、そういう風に純粋に楽しむものです。
エジプト(なんだよね?)文明は1万年前にすでに発達していたし、ピラミッドだって完成間近だったのです。そうに違いないんです。
何回観たらわかるんだよ、と、もはや自分に突っ込むしかない![地上波(吹替)] 3点(2011-08-08 17:59:19)《改行有》
3. ラスト サムライ
《ネタバレ》 この映画はそもそもファンタジーなわけで、主演のトム・クルーズを侍の国に登場させ、その設定が日本史に疎い日本人以外の人々にも受け入れられるためには、史実との相違などは、もとより制作者にとってはたいした問題ではなかったのだろう。
事実、明治初期の世相や歴史にこだわりのない私としては「?」という部分があっても軽く右から左へうけながすことができた。
作品の核となるストーリーのテーマは異文化交流で、「いかに死ぬか」を尊ぶ侍と「いかに生きるか」が問われるアメリカ人が、各々の背景にある揺るぎない信念を越えて尊敬という名の絆で結ばれるという、美しい友情の物語。
ゆえに、勝元は誇りのために滅び行き、オールグレン大尉は誇りを取り戻すために生き続けるという、それぞれの結末が悲しくも清々しい。
大作の名に相応しい戦闘シーンの壮大さや、殺陣の美しさに充分すぎるほど楽しませてもらい、ラストでは久し振りに劇場で大泣きしたので、点数はもちろん「Perfect」です。[映画館(字幕)] 10点(2007-09-30 19:14:08)(良:3票) 《改行有》
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