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【製作国 : ニュージーランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  キング・コング(2005) ピーター・ジャクソンのやりたい放題癖が炸裂しています。ブレイン・デッドを知る人がどれ程居るのか知りませんが、この人、暴走すると手が付けられなくなるようです。ロード・オブ・ザ・リングではその性癖が鳴りを潜めていたのかもしれませんが、今回は氏の特に思い入れの強い作品のリメイクということで、力の入りようが半端じゃありませんでした。スカル・アイランドでのハチャメチャぶりには、きっとスピルバーグも真っ青でしょう。後半はうって変わって泣かせモードです。ストーリーは分かっているのに、中盤でコングに入れ込んでしまったために、感情移入しまくりで思わず号泣してしまいました。個人的には2005年の最高傑作であるのはもとより、ハリウッド史上最高のエンタテイメント映画と言っても過言ではないと思います。[映画館(字幕)] 10点(2006-01-02 23:06:00)

2.  ピアノ・レッスン 女の怖さを見たような気がします。しかし、いくら愛に理屈は要らないとはいえ、何故ベインズに心惹かれていったのかについては全く理解不能でした。テーマ曲を含む音楽は確かに秀逸です。今度楽譜を入手して弾いてみたいと思いました。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-24 02:22:11)

3.  ブレインデッド これは本当に凄い。そこらのスプラッターものなんてこの映画に比べたら生ぬるい。まさにやりたい放題のハチャメチャスプラッター。デブのオッちゃんにはもうちょっと頑張ってほしかった(途中まで嫌なヤツだと思っていたのに、何故か途中から応援している自分がいた)。あと、ベビーゾンビの最期はもっと壮絶なのを期待したんだけどなぁ。それにしても凄い血の量。画面全域が真っ赤っ赤でドロドログチョグチョです。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-24 22:48:13)

4.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 皆さん突っ込んでますが、ここに来てのフロドのヘタレぶりに思わず苦笑…。この2人がグダグダしている間にも(サムは最大限の努力をしていたか…)、1分1秒と刻々と時間が過ぎていくごとに一体何人の尊い命が戦闘で失われたのだろう…。早く指輪を投げ込んでやれよ!って言うか、そもそもその兵力を2人の護衛に回すべきだろ!って突っ込み入れながら、でもそこそこに楽しめました。やっぱ映像が全てですかね、この映画に関しては。ストーリーが良いとは、僕には思えないです。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-07 20:40:29)

5.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 戦闘シーンがクローズアップされ、1作目よりもスケールがアップした感のある作品になっています。最近はスペクタクルな時代劇戦争ものの秀作がたくさん出てきましたが、それらと比べても戦争シーンの迫力は引けを取らないです。ただ、ファンタジーである分、使ってる武器や戦術にややリアリティが欠けるマイナス要因がありますが…。しかし、レゴラス君、滅茶苦茶戦闘力高いぞ。肉弾接近戦でこうも弓矢が強いとは。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-07 20:26:01)

6.  ロード・オブ・ザ・リング 3つ全部見てから書いてます。ので、この1作目が全体のストーリーの何処までをカバーしていたのか少々忘れてしまいました。けど、面白かったのは事実です。まさに実写版RPGです。イマイチ彼らの目的とか世界観がつかめていないですが、そもそもファンタジーに理屈付けなんて野暮ですかね。それにしてもガンダルフ爺さんカッコよし![DVD(字幕)] 8点(2005-06-07 20:15:04)

7.  ラスト サムライ エンターテイメント映画としては珠玉の出来だったと思います。私自身が知っているところでは、ブレイブハート、パトリオット、グラディエーターといった歴史物スペクタクル戦争映画とイメージがダブりましたが、実際、近年のこういった映画の成功に触発されて、「いっちょトム・クルーズでも起用してサムライ映画作ってやるか。」とでもいったところが発端なのかもしれません。テーマが「サムライ」とあれば、世界中で根強い人気が保証されているし、興業的にある程度の成功は見込めますしね。ということで、映像的には目を見張るほどの美しさ&迫力で、陳腐(といっては失礼ですが)な日本のTV版時代劇とはまるでスケールが違います。その一方で、残念ながらストーリーは手放しで絶賛というわけには行かないですね。急速に西洋化を推し進める明治政府に対して、日本古来の伝統・文化を重んじ反旗を翻す勝元とその一派。対立の構図としては分かりやすいけど、勝元が命を投げ打ってまで訴えている主張の正当性がイマイチよく分かりません。時代が自分達サムライを既に必要としなくなってしまったこと、またそれに伴う社会的地位の失墜への不満の爆発だったのか、だったら最期に一花咲かせて散ってやろうという意地の表れだったのか、いずれにしても、勝元ほどのインテリな人間なら時代の変化は肌で感じていたであろうに、それを敢えて悪あがきの抵抗をしたようにも映ってしまうんです。こんなことを言うと、サムライ信奉者の袋叩きにあうんだろうな。でも、これが私の正直な感想です。7点(2004-06-21 23:16:01)(良:1票)

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