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【製作国 : ニュージーランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. エイリアン:コヴェナント 《ネタバレ》 タイトルの出方といい想定外の未知の惑星着陸といい1stエイリアンを意識しているのは明白。この時点で点数はかなり甘めになる。エイリアンの世界が現在のビジュアルで描かれている時点でかなりの満足感。主人公の女性はタフさはないものの、知的な部分とかリプリーと重なり好印象。一方、最後のオチがあまりにもわかりやすいとか、エイリアンがアンドロイドによって創造されてたとかスケールが急速に小さくなってしまっていたり、欠点も多数。中でも未知の惑星に宇宙服も着ないで降り立つのはSF的に大減点。宇宙服を酸で溶かして侵入とかにした方がはるかにリアルで面白かったのに。あと、エイリアンがぴょんぴょん跳ね回るのも軽薄で好みではない。1stのようにじっくりじわじわ怖がらせてほしかった。もちろん腹を食い破って出てきたのがチェストバスターでなく小さなエイリアンだったのは大不満。あまつさえ両手を挙げて愛嬌振りまくなど以ての外![映画館(字幕)] 7点(2017-11-18 18:24:08) 2. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 この長さを飽きることなく夢中で観られるということは相当な面白さでしょう。三部作の完結編として堂々たる出来映えでした。ただサムが楽々フロドを救出できたり、黒門では敵だけが地面に飲まれたりと要所要所にご都合主義な所が目立つのは気になるところ。最大の決戦の決着が無敵の幽霊って云うのもちょっと冷めてしまった。そしてフロド。この物語の主人公だと思っていたのだが、今作品ではもうボロボロ。簡単にゴラムにだまされるは、負ぶってもらえないと動けないは、指輪の魔力にも負け唯一の存在意義すらなくしてしまい、アラゴルンはともかく、庭師のサムよりも影が薄くなるへたれっぷり。もしかしてこの物語の主人公って、フロドじゃなかったの?[映画館(字幕)] 8点(2009-05-17 12:00:42) 3. キング・コング(2005) 私はオリジナルは観ていません。当然コングに思い入れもありません。その観点から観て、まずコングが出てくるまでの小一時間は必要か?個々の背景を細かく描き、後半にどんな人間ドラマがあるのかと思いきや、アンとコング以外はほったらかし。島に上陸してからも恐竜との追いかけっこやティラノとの戦いなどそこかしこに必要以上に長いシーンがあり、どうも間延びしているような感が・・・。長い映画は嫌いではないが、これはちょっと無駄に長いのでは。コングの表情は素晴らしく、感情移入も出来てそれなりには面白かったが、想像を上回る面白さではなかった。期待しすぎだったかな。あ、高い所と虫が嫌いな人には絶対にお勧めできません。[映画館(字幕)] 6点(2006-02-02 12:50:02)(良:1票) 4. ロード・オブ・ザ・リング 全く予備知識無しで劇場で観て、大変満足した映画です。これほど続編が楽しみになったのは、スターウォーズの旧3部作以来でしょう。人物の描写といい世界観といい設定がしっかりしているため昔に実際にあった話のような錯覚に陥りました。3時間という長さを全く感じさせない最高の1本です。・・・逆に原作を熟読してある程度思い入れのある人には気に入らない点が目に付いたりするのでしょうね。9点(2004-08-02 12:48:57)
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