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【製作国 : ニュージーランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ヴェラ・ドレイク 《ネタバレ》 1950年の英国では堕胎は非合法だった。人工妊娠中絶は、医師が判断した特別な場合に限られ、それも相当な高額費用を要していた。(映画の中でも親に内緒で100ポンド用意した女性が医師に泣きついていた)従って貧乏で医師の所へ行けない女性は、ヴェラのようなもぐりの堕胎に頼るほかなかったのだろう。 ヴェラは金儲けで堕胎をやっていたわけではない。年老いた母をいたわり、孤独な住人は訪問したり、家に招いて夕食を共にする。困った人をそっとしておけない善意の人でだった。だからと言って許されるはずはなく禁固刑になってしまう。 映画はこういう実態を暴いた社会派映画ともとれるが、私は人間愛に着目したい。彼女が行ったこと、彼女の行為を知った者の接し方などなど・・・。考えさせられる映画でもある。[DVD(字幕)] 8点(2012-04-06 18:36:01)(良:1票) 《改行有》 2. クジラの島の少女 伝統を必死になって守ろうとする祖父と、運命に立ち向かう少女の強い思いが感動を与えてくれる良い映画だった。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-06 06:39:11) 3. ロード・オブ・ザ・リング 最初の方だけおもしろいというか、これから壮大な物語が始まるのだという期待感があったが、徐々におもしろくなくなって、とてつもなく長く感じた。 映画館で、このように早く終わってくれと思った映画は初めてだった。[映画館(字幕)] 4点(2011-04-25 21:32:17)《改行有》 4. ピアノ・レッスン ふとしたことで、この映画の音楽を知り虜になった。またその映画がアカデミー賞の主演女優と助演女優の賞を得たことも・・・。探し求めてDVDを購入し、鑑賞。 映画の中のホリー・ハンターはすばらしかった。アンナ・パキンもかわいかった。しかし、ニュージーランドの暗い荒波のように、私の心はすっきりしなかった。 この映画の脚本・監督は女性、登場人物で好感を持てるのも女性、キャストで賞を得たのも女性、さらにこのレビューで高得点を付けているのも女性・・・。男の私は入り込む隙間すらないのだろうか。 浜辺にポツンとおかれたままのピアノ、運ぶ荒くれものの男たち、ピアノは大丈夫だろうかと別の方が気になってしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-02 08:02:19)《改行有》
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