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プロフィール |
コメント数 |
763 |
性別 |
男性 |
年齢 |
56歳 |
自己紹介 |
観た映画はできるだけ褒めたい。 |
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1. ピアノ・レッスン
《ネタバレ》 砂浜に置かれたピアノ。
このアイデアだけでも映画として充分成立している気がする。
ホリー・ハンターはこういうけだもののような女性を演じさせると、他の追随を許さない怪しさが魅力だ。ハーヴェイ・カイテルの武骨さは今更説明の必要がなく、その個性と個性が惹かれあうのは、多分理屈を超えている。
私が一つ解せなかったのは、なぜ娘は母を売るような行為に及んだのか、ということ。
それまでの母娘の関係性からはちょっと予想できない行動だった。
それも、ピアニストの指を切り落とす、という画が先行して、無理やりこじつけた結果かもしれないが。[インターネット(字幕)] 7点(2023-10-18 16:18:32)(良:1票) 《改行有》
2. 第9地区
《ネタバレ》 ドキュメンタリー風にこれまでの経緯をスパッと解説。
これならダラダラ説明しなくてもいいし、裏切りってなんだ?というような興味も持たせて一石二鳥。
上手いこと考えたね。
なんで母船への燃料を吸い込んだだけでエビ人間に遺伝子が変化するのか、さっぱりわからないのが問題なくらいで、気に入らない奴を片っ端から熱線で吹っ飛ばす、スカッとしながら意外と胸が熱くなる映画。
しかしこれ、ダメな人は冒頭で観るの諦めちゃうんじゃないかな。エビ人間の生態がリアル過ぎる上に不快な感じ。
敢えてのデザインなんだろうけど、もうちょっと愛くるしくならなかったのかな。[インターネット(字幕)] 7点(2021-06-05 18:19:34)《改行有》
3. ラブリーボーン
《ネタバレ》 ラブリーボーン、というタイトルがずっと疑問のまま未見だった映画をやっと観た。
ラストになって、やっとその意味がわかる。
そして、スージーにとってやらなければならないこととは、犯人に復讐することではなく、憧れだったレイとのキスだった。
殺された直後には犯人を憎んだスージーが、年月を経てそこから離れていく。
スージーの家族も、スージーの死を乗り越えて人生を新たに歩き出す。
犯人に復讐したところで、スージーが生き返るわけじゃない。
魂の平安を得るにはどうすることが必要なのか。
家族の元に戻ってきた母親が、ラブリーボーンとして生きるスージーの姿を伝えているのかな。
釈然としない部分は残るけど、これも一つの解答かな、と感じた。
シアーシャの儚さにも加点。[インターネット(字幕)] 7点(2019-07-06 22:18:27)《改行有》
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