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プロフィール |
コメント数 |
3511 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 42 小津安二郎 37 豊田四郎 20 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 18 今泉力哉 24 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 16 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 18 ロベルト・ロッセリーニ 16 ジャン=リュック・ゴダール 38 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 21 ジャック・ベッケル 14 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 28 アルフレッド・ヒッチコック 56 ジム・ジャームッシュ 16 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. 異邦人
《ネタバレ》 人が死に直面した時、何を思うか?
それを深く追究した内容。
原作はアルベール・カミュの名作で、原作は既読だが、映画を見る際に、原作を既読か未読かなんてことはどうでもよいことだ。
誰もがいつかは死を迎える。
その際、人は何を思い、どう気持ちが弱るのか?
とても考えさせられる内容だった。
どんなに気丈にふるまい、自分を鼓舞しようと、最後の最後は何かにすがるのだと、本作は言いたいらしい。
でも、おそらくそうなのかもしれない。
だけど、そんなことは死の間際に考えればいいだけだ。
それをもって、宗教に日頃から傾倒すべき理由にはならない気がする。
もう一つ、無気力、無関心というものが、いかに人間の精神を蝕むか。
そこにも焦点が当てられている。
ここは特に興味深い。
やはり、少しでも生きている幸せを実感にするには、何かに関心を持ち、感動する心を持っている必要があるのだろう。
何か面白いこと、興味をひかれること、そして感動すべき何かを模索することが、鬱々とした気分になった際の、処方箋になるのではないだろうか。[インターネット(字幕)] 7点(2016-11-04 01:43:18)《改行有》
2. アルジェの戦い
ううむ・・・
戦争というもの、民族闘争というもの自体に、「不毛の争い」という問題が内在する以上、本作を手放しで楽しむことは、私にはできなかった。
非常に強く訴えかけてくる作品だと思うが、どこかで感動し、共感し、もしくは楽しめない限り、高い評価をつけることが私にはできない。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-28 21:23:02)《改行有》
3. Z
《ネタバレ》 前知識なくいきなり観たので、まさかこれほどまでに思想的・政治的な作品だとは思わず、面食らった。
しかし、とてもスピーディな作品で、苦もなく観ることができた。
その時点で既に傑出した作品だ。
主演のイヴ・モンタンは、中盤であっさり殺されてしまい、これまた面食らった。
これで主演とは。
それにしても、イヴ・モンタンって、こんなに長身だったっけなぁ。
スーツ姿でユラユラと歩く姿が、とても威圧感がある。
すごい存在感だ。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-21 21:04:02)《改行有》
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