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プロフィール |
コメント数 |
2102 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、 悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、 笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。
2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。 この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。 管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。 これからもよろしくお願いいたします。 2018.11.19 |
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1. カポネ
シカゴでの日々から時は流れ、アルカトラズを出所し、フロリダで過ごしたアル・カポネの人生最晩年のドラマですが、
残念ながらドラマというほどのストーリーも無く、カポネ本人も家族も、彼が見る幻覚に悩まされ、
そんなカポネの姿を見ているのがひたすらしんどい100分間でした。
カポネは48歳でこの世を去っていますが、その姿はとてもまだ40代には見えなかった。
しかしスカーフェイスの異名をとり暗黒街の顔役と恐れられた過去を十分に感じさせつつも、
あまりにも哀れな晩年のカポネに身も心もなりきったかのようなトム・ハーディは凄かったと思う。
特にオムツを履かされ、葉巻の代わりにニンジンをくわえさせられた哀れな姿とは裏腹に凶暴な全盛期を思わせるような、
マシンガン乱射シーンはカポネの今と過去を見事に体現していました。[DVD(字幕)] 4点(2021-07-08 21:07:43)《改行有》
2. カポーティ
終始薄暗い雰囲気が作品を支配する映画ですが、これはカポーティの全てうかがい知ることが出来ない心の闇を現わしているかのようでした。同業者仲間や知識人達とのパーティ会場で自身の心の闇を悟られまいとするかの如く必要以上に陽気に、あるいは道化のごとく振る舞うカポーティの姿、その一方で暗い独房の中で殺人犯と接している彼の方が自然体に映る。終盤には「君と本当に友達になりたかった」とまで言った。しかしそれは「冷血」を完成させようとする彼の野心とは相反する。そんな彼の非常に複雑な心境を見事に演じたホフマンは流石と言う他ない。映画としては全編を通して暗く全く抑揚が無い作品ではありながら退屈する事なく観ることができましたが、これは非常に複雑なカポーティという人間を見事に演じたホフマンの卓越した演技力によるところが大きい映画であるように感じました。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-12 23:50:38)
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