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1. 太陽の雫
《ネタバレ》 3時間の長編なんだけど、実質は1時間の話×3といった趣なので、そんなにダラダラした印象は受けない。やたらとテンポが早くて突っ込みは浅いんだけど、ほとんど出ずっぱりのレイフ・ファインズのスタミナは見事だし、ハンガリーという国家そのものに向き合った制作者の姿勢も讃えたい。とはいえ、これだけの話だったら、年月の経過とか、そこに絡みつく血の系譜といったものをもっと見たかったのも事実。何となく、どこも同じトーンの同じ時代に描いているように見えてしまう。[DVD(字幕)] 6点(2014-01-16 00:03:05)
2. ダブル・ジョパディー
設定に無理がありすぎ。なんだから仕方ないけど、ストーリーに突っ込みどころが多すぎ。大体、少なくとも日本の法解釈では、後で本当に夫を殺したら、それは独立して有罪になるはずなんですが(前のやつは再審で無罪にはなるけど)。なので、そもそもプロットが成立していません。[DVD(字幕)] 4点(2003-06-01 23:07:01)
3. ダブル・トラップ/白い肌の迷宮
謎めいた人妻の依頼者に弁護士が魅惑されて、といえば「白いドレスの女」を想起しますが、こちらは完全な出来損ないです。法廷シーンなんて、意味ありげに検察側や弁護側が出してきた証人が、どう見ても事件の本筋とはほとんど関係なくて、笑ってしまいます。もともとはマーリー・マトリン目当てで見たのですが、不細工な変貌ぶりにもがっかり。[地上波(吹替)] 2点(2006-03-31 03:14:17)
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